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お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
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雲雀むかし

昔、岡山の吉備高原というところに五平という牛飼いの男がいました。五平は、言う事を聞かない牛には、それはもう何度も何度も打ちつける、とても意地悪で心根の冷たい男でした。女...

飯降山

昔、三人の尼さんが山に入って修行をしていました。山には住む家もなく、殺生も禁じられているので、食べるものと言えば草や木の実などでした。三人は励まし合いながら、助け合って...

赤い椀

昔、富山の朝日町に「おせん」という、7歳のみなしごの娘がいました。おせんは歌が好きな娘で、おせんが透き通った声で歌えば、村人たちは仕事の手を休めて聞き惚れました。おせんは...


おみよし松

昔、今の愛知県弥富市の筏川(いかだがわ)のほとりに、大変大きな松の木があった。隣の佐屋(さや)の宿場町までまだ少し距離があること、七里の渡しの近くでもあることから、この...

三ヶ根観音

昔、三河の浜辺の村(今の愛知県西尾市)では、はやり病がおこり、多くの人が高い熱を出して苦しんだ。早くに妻を亡くした漁師の源三の息子「源吉」も、昨日から高い熱を出してうな...

のた坊主

昔、尾張の上半田にはたくさんの造り酒屋があった。そのうちの1軒に、毎年酒ができる頃になると、できたての酒を飲みに来る「のた坊主」というタヌキがいた。のた坊主とは、酒を飲...


鵜戸さん参り

昔、山奥に、年の近い木こりの三兄弟が住んでいた。三兄弟は結婚を考えるようになり、縁結びで有名な鵜戸さんにお参りしようと決め、歳の順にお参りに行くこととなった。翌朝、長男...

鬼からもらった力

昔、山奥の村の小さな寺に、おのぶという少女がいた。おのぶが七歳の頃、いつものようにおのぶは山で薪を拾っていたが、夜でもないのに急に辺りが暗くなった。おのぶが気味悪がって...

タニシの恩がえし

昔々、山間の村に五作という働き者の若者がおった。五作は額に大きなこぶがあるのが悩みだった。ある日、野良仕事をしていた田んぼで一匹のタニシが話しかけてきた。タニシがいうに...


のんき者

昔、あるところに夫婦そろってのんき者で眠り好きな、お爺さんとお婆さんが住んでいた。ふたりは若いころは村でも評判の働き者だったが、年取ってからは一日中、所構わず眠ってばか...

せなかの赤いカニ

昔、神奈川県川崎市の 医王寺(いおうじ)の庭には池があり、カニがたくさん住んでいた。毎日毎日お寺の鐘が鳴ると、池のコイもカニも一斉に顔を水面に出し、じっと目を閉じてありが...

狐塚

むかしむかし、三河の国大浜の元本堂(もとほんどう)の森に、性悪狐が住んでおった。元本堂の裏の浜辺には、いつ、どこからやって来たのか庄左衛門(しょうざえもん)という老人が...


出口がない

昔、あるところに吾作とお里という働き者の夫婦が暮らしていた。貧しい生活ながらも、吾作はお里と暮らしていければ幸せだった。ある春の日のこと、旅芸人の一座が一夜の宿を求めて...

またじろ物語

昔、和歌山に珊瑚寺(さんごじ)というお寺がありました。一ヶ月ほど前から、このお寺に「またじろ」という狸が住み着いていました。またじろという名前とは違い、実際はメス狸で妊...

クジラとモグラ

昔、紀州の人里離れた海辺の寺に、ひとりの坊さまが修行をしていました。ある日のこと、坊さまが観音様の前で念仏を唱えていると、観音様の声が聞こえてきました。「熊野へ行き、那...


ぼた餅地蔵

昔、和歌山の山間の村にお梅という女がいました。嫁ぎ先で夫が亡くなってしまい、実家に戻ってきました。いつまでも悲しんではいられないと思ったお梅は、ぼた餅を作って海沿いの加...

雪の夜ばなし

昔、雪国の村の一軒家に男とその母親が暮らしていた。ある吹雪の夜。ひとりの女性が一夜の宿を求めて来たが、その女性は息子の姿を見るなり戸を閉めて、吹雪の中へ消えていった。だ...

大六天さま

昔、現在の埼玉県狭山市柏原の中宿というところに、大変綺麗好きなお婆さんが住んでいました。どれだけ綺麗好きかというと、少しも汚れていないのに毎日大掃除をするだけでなく、掃...


女郎ぐもの話

むかし、ある村の庄屋様の家で息子の婚礼が決まった。そんなある日、目の見えない旅の女が一人、庄屋様の家を訪れた。そうして、その日から庄屋様の息子は日一日と顔色が悪くなり、...

ツバメのお礼

昔、ある山寺に和尚さんと小僧さんがいました。この寺は、春になると毎年ツバメが巣をかけて、にぎやかにヒナを育てていました。毎年毎年ツバメがやってくるので、ある時に和尚さん...

なんじゃもんじゃの木

昔、ある村の畑の中に、ぴょこんと1本、見たこともないような木が生えていました。クワの木でもなく、ケヤキの木でもない、花を咲かせるわけでもなく、葉が散るわけでもない。何の役...


雪女

昔、山奥の村に茂作と息子の巳之吉(みのきち)という猟師が住んでいた。ある秋も深まった頃、ふたりは狩りに出かけたが、この日はどういうわけか獲物が一匹も獲れず、どんどん山奥...

まるかの人星

むかし、三河の興福寺という寺に一人の小坊さんがおった。顔のまんまるい、目のくりっとした可愛い小坊さんじゃったので、村人は 『まるか』 と呼んでそりゃあ可愛がっておった。と...

筆捨ての松

昔、巨勢金岡(こせのかなおか)という絵描きの名人がいた。ある日、熊野へ那智の滝(なちのたき)を写生するために旅に出た。その途中、藤白峠(ふじしろとうげ)で、7.8歳くら...


よきとぎ地蔵

昔、山の中に小さな村があり、畑が少ないこの村では耕す土地を少しでも広げようと村人達が毎日努力していた。しかし山の荒れ地を一から切り開く事に村人達はいつしか嫌気が差し、気...

鯨の夫婦

昔、越後の海に鯨の夫婦が暮らしていた。女房クジラのお腹には子供を身籠っていて、旦那クジラも子供が産まれるのを楽しみにしていた。ところが、越後の海に恐ろしいシャチがやって...

身代わり地蔵

昔々、あるところに、歳を取った母と五作という親孝行な息子が、二人で暮らしていました。五作は貧乏でしたが信仰深く、朝夕近くのお地蔵さまに手を合わせておりました。ある日、母...


鏡騒動

昔、ずっと山奥の村に男が住んでいた。その男が一生に一度の念願叶って、城下町見物をすることになった。城下町は大変な賑わいで、見るもの聞くものすべてが初めてで驚くばかりだっ...

地獄の人参

昔、悪たれ婆さんが死に、生きている間にあくどく貯めた金を握りしめて、地獄に落ちた。婆さんは、全てのお金をえんま大王に差し出し、極楽に行かせてもらえるように頼んだ。すると...

刑部姫

昔、秋の冷たい雨が吹きつける夜の姫路城で、宿直(とのい:夜間の勤務)の侍達がこの城の天守閣に住むという妖怪の噂話を始めた。そこで噂を確かめようと度胸試しに一人で天守閣に上る...


蛇の仲だち

昔、群馬の赤城山の近くの山の中に、東の家と西の家の2軒の百姓の家がありました。この2軒の者はひどく仲が悪く、いつも喧嘩ばかりして、お互いに困らせあっていました。田んぼを...

河童徳利

昔、神奈川県は茅ヶ崎の西久保に、五郎兵衛(ごろべえ)爺さんという馬方が住んでいました。五郎兵衛さんはお酒が大好きで、徳利と馬をとても大切にかわいがっていました。ある夏の...

へか神さん

昔、安芸の川戸村外原では畑の中にがら(石炭)が多く、へかがよく壊れていた。へかというのは牛に引かせる鋤(すき:田畑の土を掘り起こす農具)の先端の事である。春になると村のあちこ...


すっとんころりのおとの様

昔、三河国の西尾というところに殿様が住んでいた。この殿様は人は良いのですが、藩のことなど家来に任せっきりで、村の人々の暮らしなど全く知らなかった。ある日のこと、殿様は馬...

浄蓮の滝の女郎ぐも

伊豆の天城山中、狩野川の上流にある浄蓮の滝は、千古の大木が鬱蒼と生い茂る、夏でも肌寒さを覚える程の場所で、滅多に人が入る事も無かった。ある時、他国の樵が千古の大木に目を...

スズメとツバメ

昔、沖縄の八重山に、ミストゥンナーとカジマッターレと言う鳥の姉妹が住んでおりました。姉のミストゥンナーは気立てのよい働き者で、妹のカジマッターレは我が儘で見栄っ張りでし...


高坂ぎつね

昔、加賀の高坂という所に「高坂狐」と呼ばれる賢い狐が棲んでいた。ある日の事、この在所で貧しい百姓の女房が亡くなり、葬式に西照寺(さいしょうじ)の和尚が招かれた。和尚は一通...

わらび山

昔々、ある所に貧しい村があった。この村が貧しいのには訳があった。それと言うのも、この村では雨が降る度に村はずれのはげ山から洪水が押し寄せ、せっかく植えた苗が駄目になって...

浅瀬ばなし

むかし三河の国の鵜飼島(うかいじま)に鵜を飼っておる金持ちの家があって、そこに一人の娘が奉公しておった。この娘、年頃になると村人も吃驚するような器量良しになった。ところ...


大豆とそばと小豆

昔むかし、田んぼでは稲が植えられ、お百姓さんからあれこれ手をかけてもらって、大切に大切に育てられていました。そんな稲の育つ田んぼの脇っちょに、大豆とソバと小豆がいました...

田の神と風の神

昔、近江に田の神様がいました。田の神様は田んぼのそばにいて、百姓が働く様子を見守り、田んぼの実りを守っていました。ある年の秋、風の神が小さな娘っこを連れて里へやってきま...

きつねのお礼

昔、あるところに一軒の水車小屋があって、そこではひとりのおじいさんが粉ひきの仕事をしていた。ある雨の日のこと。小屋に一匹の子狐が迷い込んできた。おじいさんはびしょ濡れで...


ドボンガボン

昔ある所に、爺さんと婆さんがいて、久しぶりにぼた餅を作って食べようとしていました。二つ作ったぼた餅の餡子(あんこ)の量は、ちょっとばかり婆さんの方が多かったので、二人は...

欲はこかれん

昔ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山で採ったキノコや薪(たきぎ)を売って暮らしていました。ある秋の日。5日間も続いた長雨で、町へ売りに出かけ...

人だまのはなし

昔ある村に、働くだけが全てのくそ真面目な若者がいました。死んだ父親が大酒のみの怠け者だったので、それが理由で息子は堅物になったのだろうと、村人たちは噂していました。明日...


三人兄妹

むかしある所に、筏師の夫婦と三人の子供がおった。ある雨続きの年、夫婦は禿山の崖から崩れ落ちた岩に潰されて死んでしもうた。遺された子供達はそれぞれ、姉は嫁に行き、兄の松吉...

金太郎

昔、足柄山の山奥の家に金太郎と母親が暮らしていました。金太郎は産まれた時からの力持ちで石臼をハイハイしながら引きずってしまうほどでした。金太郎が歩き始めると、母親は金太...

小倉のカワズ

昔、和歌山の小倉村に、たいそう偉いお坊さんと小僧さんが住んでいました。お坊さんと小僧さんは、修行をしたり田んぼを耕したりして過ごしていました。ちょうど田植えが終わった頃...


お釜の歌

昔ある所に、爺さんとその息子が住んでいました。ある冬の朝、かまどの釜でご飯を炊いていると、お釜が何やら歌い始めました。「古塚を掘ったら、宝がざっくざく」といった感じで、...

仁王とどっこい

昔、仁王というすばらしい力持ちがいました。仁王は、ずっと遠い唐の国に「どっこい」という力持ちがいると聞き、力比べをしようとはるばる舟に乗って唐へ向かいました。どっこいの...

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