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No.0239
みがわりじぞう
身代わり地蔵

放送回:0149-B  放送日:1978年09月02日(昭和53年09月02日)
演出:高橋信也  文芸:沖島勲  美術:下道一範  作画:高橋信也
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あらすじ

昔々、あるところに、歳を取った母と五作という親孝行な息子が、二人で暮らしていました。五作は貧乏でしたが信仰深く、朝夕近くのお地蔵さまに手を合わせておりました。

ある日、母が「お前のお父が生きておった頃、よくマクワウリ(甜瓜、メロン)を買ってきてくれたもんじゃ。ありゃうまかった」と言いました。

五作は、母のそんな話を聞いて、悪いことだと思っていましたが、近所の畑からマクワウリを盗んでしまったのです。何も知らない母親は、うまいうまいと言ってマクワウリを食べました。

しばらくして、母親が「もう一度だけマクワウリを食べたい」と言うので、五作は再び畑に盗みに入りました。けれど運の悪い事に、五作は畑の主人に見つかってしまったのです。怒った主人は持っていた刀で五作の肩を切り付け、気を失っている五作を残して去っていきました。

次の日、畑の持ち主はすっかり後悔しておりました。ウリの一つや二つ盗んだくらいで、刀で切りつけるなどと、あまりにひどいことをした。そう思いながら、五作の家への道をやってくると、村人たちがお地蔵さんの祠の前に集まっていました。

なんとお地蔵さまの肩のところに、刀で深く切られた跡がありました。畑の持ち主は大急ぎで五作の家へ行き、無傷の五作を見て驚きました。畑の持ち主は五作の手を引っ張って、お地蔵さまのところへ連れていきました。

五作はお地蔵様を見て涙を流しました。「ああ、このお地蔵さまが、わしの身代わりになって下さったのか、お地蔵様ゆるしてくだせぇ」そう言って息子はガックリと膝をつくと、お地蔵さまに謝りました。

やがてこの話は広まり、このお地蔵さまは『身代わり地蔵』と呼ばれて、人々から敬われ、慕われたということです。

(投稿者: マルコ 投稿日時 2013-8-21 17:50)


参考URL(1)
http://www.oitatv.com/chiiki/index.php?id=836
参考URL(2)
http://genki365.net/gnko02/portal/mypage_sheet.php?id=6961
ナレーション市原悦子
出典土屋北彦(未来社刊)より
出典詳細大分の民話 第一集(日本の民話49),土屋北彦,未来社,1972年08月15日,原題「身代わり地蔵」,採録地「大分市」,雉城雑誌より
場所について首なし身代わり地蔵か?(地図は適当)
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地図:首なし身代わり地蔵か?(地図は適当)
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※掲載情報は 2013/8/23 1:47 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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マルコ  投稿日時 2013/9/10 18:04
●マクワウリ(真桑瓜/まくわうり)はウリ科キュウリ属でメロンの仲間

マクワ瓜は古くから日本で親しまれてきた食材の一つで、縄文時代の初期には既に食べられていたと言われています。ウリ科キュウリ属のツル性の植物の果実で、メロンの一種と言えます。

美濃国(現在の岐阜県南部)の真桑村(現在の本巣市)でよく作られていたため、その地名をとってマクワ瓜(真桑瓜)と呼ばれるようになったようです。

■マクワウリ(真桑瓜/まくわうり)の主な産地

●岐阜県の伝統野菜

マクワ瓜の名前の由来となっている岐阜県では、マクワ瓜を飛騨美濃伝統野菜として扱っています。

●愛知県の伝統野菜

愛知県でもマクワ瓜は伝統野菜として認定されています。ここでは「落瓜」という緑色に縦に筋が入る品種と、「金俵まくわ」と呼ばれている黄色いタイプが作られています。

●滋賀県の伝統野菜

滋賀県では地域によって色々な品種のマクワウリが古くから盛んに栽培されてきました。現在でも「金まくわ」は滋賀県今津の伝統野菜として扱われている他、地方でも伝統野菜として扱われている所が多数あります。

■マクワウリ(真桑瓜/まくわうり)の旬は

●マクワウリの出回る旬の時期

マクワ瓜はメロンなどと同じ夏が旬の果物です。6月頃から出始めますが、出荷のピークは7月に入ってから。そしてお盆の時期にまたピークになります。これは、マクワ瓜の黄色が彩りとして美しいことから、昔からお盆の供え物として欠かせないものの一つとされてきたからでしょう。


マルコは身代わり地蔵を見たら、マクワウリが食べたくなってきたので、お店に行って買ってきました!!お店の方がおいしい食べ方を教えてくれたので紹介します!!

■美味しいマクワウリ(真桑瓜/まくわうり)の選び方と保存方法

●美味しいマクワ瓜を選ぶポイント

大きさは大き過ぎず、また、小さすぎてもよくないです。全体に均整のとれた形で、茶色く変色下部分や傷などがないものを選びます。

手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

お尻の花落ち部と呼ばれる部分は、あまり大きくなく一円玉くらいの大きさまでで、出べその様になっていないものを選んでください。

マクワ瓜は底を軽く抑えてみた時に、固くなく少し弾力を感じるくらいで、甘い香りが経っていれば食べ頃サインです。

●マクワ瓜の保存方法

店で売られているものは未熟な物が多いので、まだ固く香りが出ていなければ室内に置いておき、追熟させるようにします。冷蔵庫に入れてしまうと熟成しません。

十分に香りが経ってきて食べ頃になった物は冷蔵庫で冷やして食べましょう。

身代わり地蔵でもおっかさんが「冷たい井戸水で冷やして食べるとおいしい。」と言っていたので、井戸水で冷やして食べるものありだと思います!!

■マクワウリ(真桑瓜/まくわうり)の美味しい食べ方

●生のまま食べるのが一番

マクワ瓜熟したマクワ瓜はメロンのような甘い香りもあり、みずみずしくシャキシャキとした果肉にあっさりとした甘さがあり、甘さ重視的なメロンとはまた違った美味しさがあります。

マルコが食べたマクワウリは、香りは高級メロンのような感じで、触感はシャクシャクして、リンゴ?梨?のような触感でした。味はさっぱりとして甘みがあって、美味しかったです!!

ただ、夏の暑さで悪くなってしまうことを恐れて、冷蔵庫にしまっておいたのは失敗でした!!
常温でもう少し熟成させていたら、もっとおいしく食べられたのに・・・。また、マクワウリを食べてみたいです!!
マルコ  投稿日時 2013/8/21 17:50 | 最終変更
http://www.oitatv.com/chiiki/index.php?id=836
の記事に載っている、大分市津留地区の東津留一丁目に胴体だけの地蔵「身代わり地蔵」がこのお話のお地蔵様かもしれません。

http://genki365.net/gnko02/portal/mypage_sheet.php?id=6961
に「首なし地蔵 甚吉物語 身代わり地蔵由来記」というのがありました。それが原作かも・・・?
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