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お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
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ゴマまんじゅう

昔あるところに、旅の坊さんが今夜の宿を探しておりました。坊さんはやがて、森を背にして建つ、粗末な家の前に来ました。そこには一人のばあ様が住んでおり、ばあ様は快く坊さんを...

石の下のちゃわん

ある夏の暑い日、旅の若者三人連れが川越のお寺で一休みしていました。やがて、一人の若者が厠(かわや)のためにお寺の裏庭へ行きました。若者が用を足そうとすると、井戸の横の石...

しば栗

昔、三河のある村で、ボロボロの衣をきたお坊さんが家々を回っていました。この辺りは街道に近くて、毎日沢山のお坊さんがやってくるので、村人たちも毎回は食べ物を恵んであげる事...


えんこうの一文銭

周防・長門の民話 第二集(未来社,1969年10月20日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。 昔ある所に、大きな川を挟んで東...

暗闇から牛

二人の絵描きが、江戸に向かって旅をしている途中で、あまりきれいではない宿に泊まる事になった。部屋で休んでいると、他の旅人と相部屋を頼まれ、狭い部屋に旅の商人も泊まること...

釣川の長太郎河童

昔、福岡の宗像での話じゃ。宗像大宮司氏国が片脇城を築城した折、人手が足りないので藁人形を作って手伝わせた。藁人形は不眠不休飲まず食わずで働いたので、城はみるみるうちに完...


土間か座敷か米俵

昔、宮城県のある村に、とても頑固者の親父が住んでいました。息子やカカアの言う事など、全く聞き耳を持たずに毎日を過ごしていました。ある年の秋の事、たいそうな豊作で上米が三...

やってきた二つの島

昔、人が大勢暮らしている「長浜」というにぎやかな村がありました。この村の庄屋さんは、ちょっと変わり者の人間ぎらいで、長浜の屋敷を離れ山向こうの静かな浜辺に一人で暮らして...

狩人と妻

昔々、人里はなれた山腹に大層仲の良い狩人と妻が住んでおりました。狩人は腕がよく、山に入れば必ず獲物を捕ってきました。妻はそれを町で売り、米を買って生計を立てておりました...


紅ほおずき

めったに人など通らぬ丹波の山奥に、今日は珍しく旅の男が通りかかりました。男が木陰で昼寝している間に、すっかり日が暮れてしまい道に迷ってしまいました。一軒の炭焼き小屋を見...

せなかの赤いカニ

昔、神奈川県川崎市の 医王寺(いおうじ)の庭には池があり、カニがたくさん住んでいた。毎日毎日お寺の鐘が鳴ると、池のコイもカニも一斉に顔を水面に出し、じっと目を閉じてありが...

カケスと百姓

丹沢の秦野に一人の百姓がいた。ある日、昼飯を食べて一休みしていたところ、石が突然空から落ちてきた。落としたのは、カケスだった。カケスは百姓に詫びながら、石を拾って、どこ...


宝満山のタヌキ

大宰府の後ろ側に宝満山と言う山があって、そこにものぐさな化けタヌキが住んでいた。このタヌキは、化ける事に関しては天下一品で、何度も付近の村人を騙しては悔しがらせていた。...

金の鳥居

昔、ある所に腕の立つ若い大工がいました。この男は頭が禿げていたので、周りからいつもからかわれていました。ある日のこと、棟梁の末娘を嫁にもらいましたが、ハゲが恥ずかしくて...

福ねずみ

むかしある所に、貧しいが正直者の爺さんが住んでおった。ある年の大晦日の夜、爺さんは来年こそは良い暮らしができるよう神様に祈った。そうしてその夜、爺さんは夢の中で自分を呼...


爺婆かぼちゃ

昔、三重県の桑名あたりの山の中に、早くに両親を亡くしたハナという女の子が住んでいた。ある嵐のあとの朝のこと、一人の薬売りがハナの家を訪ねて来た。薬売りが家の中を見てみる...

スズメどんの鬼征伐

昔々、種子島にスズメどんが住んでいました。スズメどんは毎年卵を生み、子を育てて居ましたが、子供を育てる度に恐ろしい鬼がやって来て、子供をみんな食べてしまうのでした。とう...

白いスズメ

奈良県のあるところに、大変な金持ちの庄屋さんがいた。広大な敷地内には酒蔵、米蔵、醤油蔵、味噌蔵などがあり、大勢の使用人とともに暮らしていた。ある日突然、庄屋さんが亡くな...


ドジョウ取り爺さん

昔、ドジョウすくい名人のおじいさんがいた。そのおじいさんは両腰にびくをつけ、ざるを持つというスタイルでドジョウをすくっていた。時には口でドジョウをすくい、口から放り出し...

千鳥の歌

昔、沖縄県の糸満というところに、マンクーという名前の漁師の爺さんが住んでいた。マンクー爺さんにはジラーという名前の息子がいたが、漁に出たまま戻ってこなかった。ある日のこ...

雷と悪者

昔、あるところに伊平、六助、八兵衛の同い年の男がいた。ある年の秋の終わりのこと。来年、三人は厄年を迎えるので、厄払いの為に善光寺参りをすることになった。信心のおかげか雨...


障子のあな

むかし和歌山に「神通(じんつう)」という村があって、この辺りから「ゆうらくさん」にかけては山が深く、鳥や獣がたくさん住んでいました。ある日、紀州の殿様がこの山で狩りをし...

甚兵衛山のキツネ

むかし、おらが婆様から聞いた話じゃよ。茨城県の上岡(うわおか)という所に、甚兵衛さんという樵(きこり)の爺様が住んでおったそうじゃ。ある春の日のこと。甚兵衛爺さんが山で...

井出のお宮の片葉の葦

むかし、伊勢の国の永井の里の辺りは一面の沼地だった。沼といっても濁った水ではなく、この沼はいつも澄んだ水をたたえていた。春には沼辺に白い花が咲き、温まった水は産まれたば...


にわとり石

三河の民話(未来社,1978年04月10日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。むかし、中立の里は荒れ地ばかりのやせた土地で、...

かっぱのかめ

昔、伊豆の河津川に得体のしれない化け物が棲んでいる噂がありました。ある人は川の主、またある人は河童だろうと言いましたが、誰ひとりとして姿を見た者はいませんでした。ある年...

歌地蔵

土佐の民話 第二集(未来社,1974年08月30日)に、同タイトル名のお話があり「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。幡多の大方に米次という孝行者が母親と暮ら...


はち助いなり

昔、福井県の小浜の殿様が、おしのびで城内を見回っていると、人足(にんそく)が白狐を袋叩きにしている現場に出くわしました。かわいそうに思った殿様は、お城で介抱し山に帰して...

白狐の恩返し

昔ある山奥に一人の若者とその両親が住んでいた。しかしある年両親が病にかかって2人共死んでしまった。若者は独り寂しくその家で暮らしていたが、ある日畑仕事をしていたら一匹の...

釣瓶の戒め

昔、能登のある村に、ぐうたらでどうしようもない3人の若者がいた。ある時、大きな木の下に集まって「ぼたもち食いてーなー」とぼやいていたら、木の上から釣瓶が落ちてきた。中に...


きつねの花嫁

昔、三河の国の宇頭(うとう)という所に、とんでもないイタズラ好きな与太郎という若者がいました。今日も、薬師様にお供えしてあった油揚げに釣り針を仕掛けて、キツネを釣るイタ...

神上の夕立

昔、九州の人吉の神上という所に、上のババと下のババという婆さんが暮らしていました。上のババはネガティブ思考、下のババはポジティブ思考。二人はまるっきり正反対の性格をして...

仲よしの妙薬

昔、ある村にたいへん仲の悪い嫁と姑がいました。姑は村人に嫁の愚痴ばかりこぼし、嫁は和尚さんに泣き言ばかり言っていました。ある日の事、あんまり姑のいびりがヒドイので、嫁は...


鬼と長イモ

群馬の白根山や四阿山(あずまやさん)には、昔、鬼が沢山住んでいて、旅人から荷を奪ったり娘をさらって食べたり、悪さばかりしていました。ある五月の節句の日、鬼の内でも一番意...

塩大黒天

昔、川内の泰平寺には、伝教大師が作ったという大黒天という木像がありました。ある時、この村一帯で塩が乏しくなり、毎日食べる味噌や醤油もつくる事ができず、村人や泰平寺の人た...

宝しゃもじ

むかしむかし、ある村に貧乏だが仲の良い夫婦が住んでおりました。ある日、女房は山へ山菜を採りに出かけ、山奥の黒池の近くまで来てしまいました。すると突然風が吹いてきて、池の...


金のうり

昔、久高島に金松兼(カネマツガネ)という元気で心優しい男の子がいた。ある日金松兼は、母親の思樽(オミタル)に、なぜ自分には父親がいないのか訊ねた。実は金松兼は王様の子で...

千里の靴

未見アニメの出典元調査を、araya氏・紅子が行いました。あくまで予測ですが調査した内容をこちらにも記載しておきます。予測出典元:『日本むかしばなし集』(坪田譲治,新潮社)「千里...

大泉寺のころがり石

昔昔あるところに、商売で大層賑わっている町がありました。ある夜の日から、その町に夜な夜な謎の大きな石が、ひとりでに転がるようになり、町人たちは恐れるようになりました。そ...


カラスの行水

昔ある所に、一人の貧乏な男がいました。貧乏すぎで嫁をもらう事ができないので、今日も男はボヤキながら、あぜ道に寝転がっていました。日もとっぷりと暮れてきたので、男が家路に...

二十原の椿

病の為、二十歳で死んでしまった若い娘(分限者の娘? 権力者の娘だったのは覚えています)が「自分が死んだら(自分が好きだった)椿の根元に埋めて下さい。そこに咲いた花で難病...

唐船淵の主

屋久島の宮之浦にカラス撃ちを生業にする男が住んでいた。男の女房は臨月を迎えており、出産も間近だった。それで、男は狩に出る前に、無事に赤ん坊が産まれますようにと拍手(かし...


まよい家

昔、岩手県の小国(おぐに)という村の貧しい家に、お久仁(おくに)という嫁がいた。お久仁は、言われたことは何でもハイハイといって聞く素直な嫁さんだったが、少し頭の足りない...

大晦日の麦飯

昔、ある村に大金持ちの大きな屋敷がありました。この屋敷に住む夫婦は、大勢の召使いにかしずかれ、何不自由なく暮らしていました。この召使いの中に、子供の時から奉公しているお...

田植え鬼

昔、佐渡の黒姫という所に、勘右衛門という長者がいました。ある年の節分の夜に、「福は内、鬼は外」と大声を張り上げて家のあちこちで豆をまいておりました。すると、いきなり台所...


瓔珞つつじ

昔、富士の裾野に松五郎という炭焼きが住んでいた。松五郎は力も強く、心優しかったが嫁がいなかった。松五郎が炭を焼いたかまどからは、白い煙が立ちのぼって、風のない日には遠い...

大坂のかわず京のかわず

昔、大坂のある池に一匹の蛙が住んでいた。この大坂の蛙は、毎日同じ仕事の繰り返しに嫌気がさし、仕事を投げ出して隣りの池へ向かった。そこでは蛙たちが豆を作っていて、大坂の蛙...

雪の夜泊り

昔、秋田の手形というところに六郎太という若者が住んでいた。ある日のこと、六郎太はひとりで山に狩りへ出かけたが猛吹雪に遭い道に迷ってしまった。その時、ひとりの男が六郎太を...


シジミの恩返し

昔、福井県上中の里に親を亡くした幼い姉弟がおって、姉は近所の手伝い、弟は薪運びをして細々と暮らしておった。ある嵐の日、弟が山から帰ってくる途中、小川の中から助けを求める...

鬼と若者

昔、五月節句の日のこと。一人の若者が犬を連れて狩りへと出かけた。ところがどうしたことか、この日の森は気味が悪いほど静まり返って、小鳥の羽音ひとつしなかった。「妙なことも...

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