No.1033
かねのとりい
金の鳥居

放送回:0651-B  放送日:1988年05月28日(昭和63年05月28日)
演出:若林忠生  文芸:沖島勲  美術:西村邦子  作画:若林忠生
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ハゲを気にする夫のために妻が毛を生やしてあげる話

昔、ある所に腕の立つ若い大工がいました。この男は頭が禿げていたので、周りからいつもからかわれていました。

ある日のこと、棟梁の末娘を嫁にもらいましたが、ハゲが恥ずかしくて嫁に顔を見せられませんでした。そこで嫁は、亭主の頭をなんとかしようと近くの権現様に願掛けに行く事にしました。祠(ほこら)の前で「亭主に毛を生やしてくれれば金の鳥居を建てます」と、一心に祈りました。

やがて、嫁の願掛けが通じたのか亭主の頭に毛が生えてきました。嫁は、毛の生えたお礼にと木綿針で作った小さな金の鳥居を権現様にお供えしました。これを見た神様は「こりゃあ一本とられたわい」と笑いました。

髷(まげ)が結えるようになった亭主は、もう何も気にやむ事もなくなり、仕事に打ち込み棟梁にまでなりました。髪が生えたのは女房のお陰と感謝して、夫婦は末永く仲良く暮らしました。やがて夫婦はお金を貯めて、金ではないけど立派な鳥居を建ててあげました。

(紅子 2011-11-29 1:47)


ナレーション市原悦子
出典新潟県
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※掲載情報は 2011/11/29 1:47 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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beniko  投稿日時 2012/1/5 2:45
そうですね、非常に気になりますね。新潟にお住まいの方で、そのような言い伝えが残っている地域をご存知の方は教えて下さいー。※この権現様は「情報募集ページ」にも追加しておきます。
ゲスト  投稿日時 2012/1/4 20:00
モデルになった権現様は、どちらでしょう。
是非行って見たいものです。
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