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お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
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三合めし四合だご

昔、宮崎のある村に、いつも腹をすかせている大喰らいの男がいました。この男は、いつも「ひだりぃのぉ」と言っていたので、村人たちは「ひだりぃどん」と呼んでいました。ひだりぃ...

百物語

ある所に庄屋の息子、刀屋の息子、寺の小坊主がいて、この三人は暇を見付けては悪さばかりしていた。ある日、寺に三人集まって何か面白いことがないかと相談していると、小坊主が村...

へび女房

男が山で女に出会う、その女は悲しそうで何か分けありのようだ。男は女を家へ連れて帰って夫婦になる。 二人の間に子供ができたのだが、女は外に小屋を作ってもらい、そこに移り住み...


天狗の松

昔、伊豆の高根神社に一本のとても巨大な松の木が立っていた。この地は松の多い所だったがこの松は桁外れの大きさで樹齢三百年、四百年の松など問題にならなかった。この松は一つの...

五助どんの商売

昔、あるところに五助という若者がいた。五助の家は貧しかったので、彼は幼い頃から小間物屋へ奉公に出ていた。ある日のこと。小間物屋の主人が五助たちを呼び、こう話した。「店の...

瓔珞つつじ

昔、富士の裾野に松五郎という炭焼きが住んでいた。松五郎は力も強く、心優しかったが嫁がいなかった。松五郎が炭を焼いたかまどからは、白い煙が立ちのぼって、風のない日には遠い...


田中長者

昔、九州の太宰府に近い通古賀(とおのこが)という所に、田中長者と言う大変な長者がいた。その屋敷の広さと言ったら、使用人でさえ迷子になる程で、また屋敷には数えきれないくら...

立岩狐

むかし、岡山の新城(しんじょう)に、牙の形に切り立った大岩がいくつかある所がありました。大岩の洞穴には、美作の津山から流れて来た狐達が住み着いておりました。村人達はこの...

だんだらぼっち

むかし、三重県の波切(なぎり)という漁村の沖に大王島(だいおうじま)という島がありました。その大王島には『だんだらぼっち』という一つ目の大男が住んでいました。だんだらぼ...


魚籃の観音

昔々、日向灘の一ッ葉(ひとつば)という細長い入り江で、漁を生業にする若者がいた。若者は腕のよい漁師で、嫁をもらうため毎日一生懸命働いていた。ところがどうした訳か、ここ数...

人まねダヌキ

むかしむかし、高知は室戸のお話。観音山の近くの佐喜の浜の川を挟んで、二人のお爺さんが住んでおった。網を持っているカネタの爺さんは、毎日朝と夕方、向こう岸の舟を持っている...

たわしの神さま

昔ある所にたくさんの使用人をかかえた大きな商家があった。大変繁盛している商家であったが、この商家の主人は物を大切にせずすぐに捨ててしまう癖がありました。やがて使用人にも...


キジも鳴かずば

犀川という川のほとりに、小さな村があった。この川は毎年秋の大雨になると氾濫し、村人を困らせていた。この村に弥平という父親とお千代という娘が二人で暮らしていた。お千代の母...

子守きつね

昔、ある山の中に貧しい村がありました。あまりの貧しさに産まれた子は山に捨てに行かざるをえないほどであり、村人たちは子を捨てる後ろめたさから「子を狐にとられた」と言い、こ...

瓶に頭

昔、大喰らいで働き者の長兵衛という男が、年老いた母親と二人で暮らしていました。ある秋の日、縁あって隣村から嫁がやってきました。初めての嫁の里帰りの時に、長兵衛も嫁の実家...


さるやの石

昔、岐阜の下呂村に仲の良い夫婦が住んでいた。ある日のこと、亭主が野良仕事に出かけると、畑の横の草むらに親とはぐれた一匹の子猿を見つけた。この亭主は優しい男で、腹を空かせ...

稲むらの火

昔、和歌山の広村に儀兵衛(ぎへい)という男が住んでいました。生来の恥ずかしがり屋のため30歳すぎても独身でしたが、隣に住む綾(あや)さんが大好きでした。ある夏の夕暮れ、そ...

ずいたん地蔵

昔、飛騨の滑谷(なべりだに)に爺さまと婆さまが蚕を飼って暮らしていた。二人とも大変心優しく、村はずれの地蔵さまには暇あるごとにお参りして貧しい中にもお供え物を欠かさなか...


金の椎の実

京都の福知山にある天神様の社の傍に、みよと言う娘が暮らしていました。みよは猟師だった父親を早くに亡くし、母親と二人で暮らしておりました。ある時みよの母親が、日頃の無理が...

二十三夜さま

昔々、沖縄では月が半分の姿になる「二十三夜」には「月待ち」と言って、客人を集めて月を拝み、飲食を共にし、楽しく過ごす習わしがあった。ある家で、その主人と二人の客人が月待...

お杉とお松の伊勢参り

昔、伊勢神宮は全国から多くの参詣人を集めていた。その伊勢参りの帰りに、近くに宿をとって休んで行くので大通りは繁盛していて、その裏の通りに五平(ごへい)という、夫婦の宿があ...


あとかくしの雪

昔、ある所に貧しい村がありました。この村近くの山が三年程前に噴火したので、火山灰の被害により作物がとれなくなっていたのです。ある時、この村に、お腹ぺこぺこの旅人がやって...

耳柿

昔、奥美濃あたりにとても貧しい村があり、加乃(かの)という女の子がいました。こんな山奥では、悪い風邪でも引けば医者も薬もなく、ただ死んでいくのを見ているだけでした。喜び...

狐の柿の木

昔、山深いところに吾助という獣とりの名人が、かみさんと二人で住んでいた。罠にかかった獲物を町で売って、生活の足しにしていた。ある冬の日のこと、吾助の罠に大きな女狐がかか...


猫山の話

昔周防の国の大きな屋敷に、両親から離れて年季奉公に来ているお梅という娘がおりました。独りぼっちのお梅は、首に鈴を結んだ一匹の猫を「鈴」と呼んで、それはそれは可愛がってお...

愛宕さんの火縄

昔、丹波と山城の国境にある愛宕山の麓に、怠け者の鍛冶屋が一人住んでいた。この鍛冶屋の部屋には、村人たちから頼まれた農具や鍋釜がいつも山積みにされ、夜ともなれば酒に酔い潰...

欲はこかれん

昔ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山で採ったキノコや薪(たきぎ)を売って暮らしていました。ある秋の日。5日間も続いた長雨で、町へ売りに出かけ...


藁の元結

昔、飛騨の山奥の小さな村の外れに年老いた夫婦が住んでおりました。爺様は体を悪くして病気がちになり、ある冬とうとう亡くなってしまいました。一人になった婆様はすっかり生きる...

せなかの赤いカニ

昔、神奈川県川崎市の 医王寺(いおうじ)の庭には池があり、カニがたくさん住んでいた。毎日毎日お寺の鐘が鳴ると、池のコイもカニも一斉に顔を水面に出し、じっと目を閉じてありが...

飯が仕事をしてくれる

昔、山梨の八坂(はっさか)という所に、八左衛門というとても力持ちで大飯食らいの男がいた。そんな八左衛門であったが、気持ちはいたってやさしく、力仕事があればいつも快く引き...


おいてけ堀

昔ある所に一人の魚屋がいたが、その男は博打を覚えてしまいまったく働こうとしなかった。見兼ねた幼馴染みの金さんが何度も働くよう説得したが男は聞き入れない。そこで金さんは男...

牛と遊んだ子狐

昔、鳥取の海田に、貧乏な伍作(ごさく)という男が住んでいました。働き者の伍作は、山に畑を作ろうと牛のアカと一緒に一生懸命働きました。荒れ地を切り開くには、人間一人の力で...

屁ひり女房

むかしある村に、年老いた母親と息子が住んでいました。ある日、隣村から働き者で親孝行な良い嫁を迎えました。やがて10日も経つと、嫁の様子がおかしくなりました。母親が心配して...


甚兵衛山のキツネ

むかし、おらが婆様から聞いた話じゃよ。茨城県の上岡(うわおか)という所に、甚兵衛さんという樵(きこり)の爺様が住んでおったそうじゃ。ある春の日のこと。甚兵衛爺さんが山で...

笛吹川

ある川の上流に、三富村という小さな村があり、権三郎(ごんざぶろう)という若者が年老いた母親と二人で暮らしていた。働き者の権三郎は笛を吹くのが大好きで、母親もその笛の音が...

早駆けくらべ

佐賀に勘右衛門(かんね)さんと言う目はしの利く人が居て、ある時中原(なかはら)という所までふらりと遊びに出かけましたそうな。その帰り道、勘右衛門さんは色々な能力を持った...


丈六地蔵

昔ある所に男が住んでいた。男の住んでいた所は川がよく氾濫し、この男の女房と幼い子供を川に飲まれ亡くし、それ以来荒れた生活を送っていた。だが男はある時女房と子供の仇を討と...

節分の鬼

昔、ある山里に、妻も子供にも先立たれた一人暮らしの貧乏な爺さんがいました。爺さんは毎日二人のお墓にお参りすることだけが楽しみでした。やがて冬になり、村はすっぽりと深い雪...


柴右衛門だぬき

昔、淡路島の洲本の裏の三熊山(みくまやま)に、芝右衛門という狸とお増(おます)という夫婦のたぬきが住んでいた。芝右衛門だぬきが三熊山の頂上で腹鼓を打った翌日は、いつも大...

むすめ杉

昔、京の都から精顕(せいけん)という若者が陸奥(みちのく)を目指して旅をしていた。精顕が京都を出たのは菜の花が咲く頃だったが、陸奥に着く頃には中秋になっていた。精顕は杉...

のた坊主

昔、尾張の上半田にはたくさんの造り酒屋があった。そのうちの1軒に、毎年酒ができる頃になると、できたての酒を飲みに来る「のた坊主」というタヌキがいた。のた坊主とは、酒を飲...


松尾のせどさく

昔四国の松尾あたりにせどさくという腕のいい猟師がいた。ある日いつものように犬のシロと猟に出掛け、沢でひと休みしていると、沢の向こうに大きな猪がいた。立派な猪だったのでせ...

加茂湖の主

昔、佐渡の加茂村に武右衛門(ぶえもん)という長者が住んでおりました。この武右衛門は大変強欲で情け容赦のない冷たい男でした。武右衛門は、一刻も早く加茂湖を埋め立てて土地を...

お坊さんとタコ

昔、旅のお坊さんが海の近くを通りかかると、海の中からタコが「おらを弟子にして下さい」と話しかけてきた。そこでお坊さんは、タコを連れて旅を続けることにした。そのうち日も暮...


娘のねがい

昔、摂津国能勢(のせ)一帯の山林は天領地(江戸幕府の直轄領)となっており、その麓の村に道越(どうえつ)という医者が娘と二人で暮らしていた。道越は村では名医として知られ、能勢の山...

夜中のおとむらい

昔、山形の鶴岡に大場宇平という侍がいた。ある日仕事を終えての深夜の帰り道、弔いの行列とすれ違った。不審に思った宇平がだれの弔いか尋ねると、「お馬回り二百石、大場宇平様の...

狐とハマグリ

昔、鳥取の浜から五、六里も離れた穴鴨(あながも)の里には、春先になると必ず浜から鰯売りがやってきた。里の人達はこれを楽しみにしておって、我先にと鰯は売れてしまうのじゃ。...


しば栗

昔、三河のある村で、ボロボロの衣をきたお坊さんが家々を回っていました。この辺りは街道に近くて、毎日沢山のお坊さんがやってくるので、村人たちも毎回は食べ物を恵んであげる事...

つらしくらし

昔、大坂の呉服屋の男が、番頭の使い込みでお店は破産し家族も離散してしまった。もう一度再出発をしようと、西へ向かってあてもなく旅をしていたが、道ですれ違った男から財布を盗...

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