No.1061
きんのしいのみ
金の椎の実

放送回:0669-B  放送日:1988年10月01日(昭和63年10月01日)
演出:柏木郷子  文芸:沖島勲  美術:安藤ひろみ  作画:柏木郷子
京都府 ) 6011hit
あらすじ

京都の福知山にある天神様の社の傍に、みよと言う娘が暮らしていました。みよは猟師だった父親を早くに亡くし、母親と二人で暮らしておりました。

ある時みよの母親が、日頃の無理が祟って重い病気になってしまいました。みよは毎日甲斐甲斐しく母親の看病を続け、天神様の社に母親の病状平癒の祈願を続けましたが、母親の容体は良くなりませんでした。

ある日、みよは天神様の社からの帰り、傷ついたコウノトリが雛を抱えたまま、野良犬に襲われているのに出くわしました。みよは野良犬を追い払い、コウノトリ を助け出しましたが、コウノトリの親は既に死んでおりました。残された雛を哀れに思ったみよは親コウノトリを埋葬し、雛に「ピーコ」と名付けて育ててやる事にしました。

ピーコはみよの世話の御蔭ですっかり大きくなりました。そんなある日、みよが母親の看病に疲れてうたた寝をした隙に、ピーコが居なくなってしまいました。悲しくなったみよがしくしく泣いていると、突然白い着物に白い頭巾を身につけた美しい女の人が現れ「みよさん、貴方の御蔭で私の娘はあんなに元気に育ちました」と言って、空を悠々と飛ぶピーコを指し示しました。その女性は、あの時死んだコウノトリの霊の化身だったのです。

女の人は「今度は私が貴方に恩返しをする番です。天神様の社の傍に、金色に輝く椎の実を置いておきます。それを煎じておかあさんに飲ませなさい。必ず病気が治りますから」そう言って姿を消しました。

みよが天神様の社に行ってみると、本当に金色の椎の実が落ちておりました。みよがそれを持ち帰り、煎じて母親に飲ませると、たちまち母親の病気は治り、元気になったと言う事です。

(投稿者:熊猫堂 投稿日時 2014/1/27 0:18)


参考URL(1)
http://a-shi-a-to.blogspot.com/2016/03/blog-post_23.html
ナレーション常田富士男
出典京都府
場所について福知山市生野3-3の天神社
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地図:福知山市生野3-3の天神社
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※掲載情報は 2014/1/27 1:03 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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yassan  投稿日時 2016/11/26 14:18
情報ありがとうございました。福知山市生野の天神宮を地図にアップしました。
りら  投稿日時 2016/11/25 19:39
このお話に出てくる天神様は
福知山市生野にある天神宮のことを指すと思います。
地図アップはできないでしょうか。
熊猫堂  投稿日時 2014/1/27 0:18 | 最終変更
昔話の世界では、コウノトリは鶴と混同されるケースが多い(「行徳じいさんと鶴」「鶴の子観音」の鶴は、樹の上に巣を構えている所処から恐らくコウノトリの誤認と思われます。実は鶴は樹に止まれないのです)のですが、このお話ではちゃんと「コウノトリ」と呼んでいたのが印象に残っています。
…聊か無粋ですかね、こう言う感想(^^;
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