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No.0322
ごすけどんのしょうばい
五助どんの商売

放送回:0202-A  放送日:1979年09月15日(昭和54年09月15日)
演出:青木久利  文芸:沖島勲  美術:喜田川まさゆき  作画:青木久利
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あらすじ

昔、あるところに五助という若者がいた。五助の家は貧しかったので、彼は幼い頃から小間物屋へ奉公に出ていた。

ある日のこと。小間物屋の主人が五助たちを呼び、こう話した。「店の商品を皆に割り当て、商売をさせ一番最初に売って金に換えてきた者を娘の婿にする」と。こうして店の者に商品が割り当てられ、五助はタワシと綱を売ることになった。

だが五助は商売の経験がなくどうすればいいか分からず、荷車に商品を積んで実家に帰り、両親に相談をすることになった。家に着くと母親が病で臥せていた。五助は母親が何日も風呂に入っていないことを知り庄屋様の屋敷に向かい、事情を話し、風呂を借りることにした。

ところが外にあった風呂は汚れていたので、五助は商品のタワシで風呂を綺麗にし、また井戸水を早く汲み上げるために商品の綱と竹竿を使って即席の釣瓶を作り水汲みを早く終わらせ、母親を風呂に入らせることが出来た。

庄屋様や周囲の人々はタワシと綱の便利さに関心し、タワシと綱を求めて町へ出かけるのだった。

ところで五助の母親の病はだいぶよくなったが、商品の売れる当てもないので荷車を曳いて町へ戻ってみると、ある店の前で黒山の人だかりが出来ていた。その店ではタワシと綱が売っていたが、五助がタワシと綱を上手く使っていたのを見た人々がタワシと綱ほしさに店にやって来たのだが、タワシと綱はあっという間に売り切れてしまった。

お客はタワシと綱を荷車に積んでいた五助の存在に気付き、お客が殺到した。彼はタワシと綱を全部売りさばき、沢山の代金を持って一番乗りで店に戻ってきた。

店の主人は五助の商売上手に感心し、娘の婿にすることを決めた。こうして五助は小間物屋の娘の婿になり、のちに小間物屋の主人となって幸せに暮らした。

(投稿者: Kotono Rena 投稿日時 2013-12-22 18:47)


ナレーション常田富士男
出典垣内稔(未来社刊)より
出典詳細安芸・備後の民話 第二集(日本の民話23),垣内稔,未来社,1959年11月30日,原題「五助どんの商売」,採録地「福山市」,話者「山本某」
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※掲載情報は 2013/12/22 21:57 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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