トップページ >  お話データベース
お話データベース (1474 件)
まんが日本昔ばなしで放送されたすべてのお話です。映画で上映されたものやテレビスペシャル放送のお話も含まれます。
401 - 450 件目 ( 1474 件中)   <前 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ... 30 次>

若いのが好きな婆さま

昔、福岡県のある村に水車小屋があって、じい様とばあ様が暮らしておった。じい様は近くの田畑を耕し、ばあ様は水車小屋を使って、コメや麦を精米する人たちの相手をして暮らしてお...

ねずみの嫁

世界一の良か嫁ごを探して旅するネズミの男がいた。旅の途中、腹がへって倒れているところに、やさしいネズミの娘さんに出会った。ネズミの娘さんは「皆を温かく包み込む太陽が一番...

失せもの占い

むかし、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいた。おばあさんは嫁に来てからこのかた何十年も、毎日菜っ葉のたくさん入った菜めしをおじいさんに食べさせていた。毎日菜めしを...


たぬき舟

昔、和歌山の加太という海辺の村に、年老いた漁師の夫婦が住んでいた。二人の船はとても古く、乗っている間に少しずつ水が漏ってくるので、手桶でかき出さないといけなかった。今日...

惚れぐすり

昔、和歌山のある山里に、茂平と熊蔵という若者がいました。性格が正反対な二人はとても仲良しで、気弱でのんびり屋の茂平は熊蔵の事を「兄貴、兄貴」と言って慕っていました。ある...

青花の紙

むかし、琵琶湖の南に木ノ川という小さな村があった。その村にはキヨという娘が病気の母と二人で暮らしていた。キヨは病気で働けない母親の代わりに、百姓の手伝いや子守などをして...


白ごろもの坊さま

あるところに、きこりの夫婦が住んでいた。 夫婦には12人の子ども達がいて、貧しいながらも仲良く暮らしていた。ある日のこと、おっとうが木を切りたおしたとき、運悪く下敷きになっ...

湯侍とあんま

昔、山形県上山(かみのやま)に、赤倉又右衛門(あかくらまたえもん)という温泉の取り締まりをしている湯侍がいました。又右衛門は、仕事が終わった真夜中に一人でゆっくり温泉に...

切られ地蔵

むかーし昔。愛知県の止々馬木(どどめき)という所は、ちょっとした峠でなぁ。道は竹やぶですっかり覆われて、昼でも暗くて薄気味悪ーい道があった。この道は、誰が通ってもピタピ...


釜妖神

昔、安宅(あたか)のある家に嫁いで来た嫁がいた。この嫁、フタを開けてみれば大変な怠け者で、家族の飯も作らず朝寝坊をする。仕方なく姑(しゅうとめ)が飯を炊けば、後から起き...

にぎりめしと山伏

昔ある村の西のはずれに西の山と呼ばれる山があった。西の山は小鳥のすみかであった。そして西の山の近くの村の子供たちはみんな元気で、毎日あたりを駆け回っておった。ある日、子...

二度なりの栗

むかし、ある山奥に、炭焼きの親子が小屋を作って、一年中炭を作って暮らしておりました。ある時、この父親が病気になってしまいました。せがれは意を決して、「薬の木」があるとい...


霧茂谷の岩魚

あるところにイワナ釣りの好きな男がいました。ある日その男の妻が出産の為に里帰りすることになりました。里帰りする前に妻が男に「私が無事に出産して帰ってくるまで、決して殺生...

甲斐の湖

この未見お話には複数の出典元が予測され、それぞれの書籍に同タイトル名のお話があります。「このお話かもしれない」ということであらすじを書いてみます。昔、甲斐国の甲府市が大...

とっくりじいさん

昔、備前の国に小さな寺があった。この寺の和尚は怠け者で、毎日酒ばかり飲んでおった。ところでこの寺では最近、夜中に奇妙な音が台所の方から聞こえてくるのじゃった。ある夜、た...


ばったり沢の狐

むかし、ある所に《ばったり沢》というところがあった。このばったり沢には古い狐が住んでおって、通りかかる者は皆よう騙された。村の神社の別当(馬方)も、よう騙されておった。...

鈴と観音様

むかし、宮城県鶯沢の日向(ひむか)という所に田の神様があって、そこに鈴が一つぶら下がっておった。ところがこの鈴、たいそう音が悪かったそうな。「他所の神社だったら、違うか...

江の島弁天

昔、薩摩には夏になると、必ず鱶九郎(ふかくろう)という人攫い(ひとさらい)が来ていた。本拠地は分からず、四国の宇和島と言う者もいれば、瀬戸内海の因島と言う者もいた。薩摩はたば...


藁の元結

昔、飛騨の山奥の小さな村の外れに年老いた夫婦が住んでおりました。爺様は体を悪くして病気がちになり、ある冬とうとう亡くなってしまいました。一人になった婆様はすっかり生きる...

かわらけ売り

昔、鳥取のある町に藤助というかわらけを売る若者がおった。ある日のこと、細い路地から大変美しい娘が現れた。藤助はかわらけを売ることも忘れて、娘の後を追いかけた。娘はずんず...

狸がともだち

むかしむかし、ある村に『かねやん』というお百姓がおった。かねやんは狸と仲が良くて、話ができるという話じゃった。昔には珍しい人もおったことよなぁ。ある日、かねやんは権兵衛...


長者ヶ森

昔あるところに、隣同士で炭焼きの家があって、それぞれの家で同じ時期に子供が生まれた。一つの家では男の子、もう一つの家では女の子が生まれた。炭焼き達はそれぞれの子供たちが...

渡廊下の寄附

昔ある所に大変ケチなお金持ちの男がいた。村でどんな災難が起こって寄付をつのっても、ビタ一文出したことが無かった。そんなお金持ちを見て和尚さんは、ある夜お金持ちの家に出向...

旧正月の大福もち

昔の正月は今の暦と違い、旧暦で祝っていた。今の暦で言うと2月中旬から下旬ごろにあたる。明日は正月だという大晦日の日。タケサク、ハナ、そして赤ん坊のゴロウはお正月を楽しみ...


子を呼ぶフア鳥

沖縄の石垣島では三月になると麦が実ります。毎年この時期に合わせて、遠いところからカッコウ鳥が渡ってきます。ある年、カッコウは子供を連れてやってきましたが、飢饉(ききん)...

亀割石

むかしむかし、九州は熊本に流れる球磨川(くまがわ)は、流れがとても早く飛沫を上げて流れるその様は凄まじいものでした。この球磨川の付近に住む山間の村人達は、下流の人吉(ひ...

道しるべの松

昔、青森県の西津軽に小さな村があった。津軽の冬は厳しいもので、日本海から吹き付ける西風は遮るものが無く、物凄い唸り声をあげながら激しい吹雪が村を吹き抜けた。その村に住む...


酒買い小僧

むかしむかし、ある寺に和尚さんと小僧さんが住んでいました。和尚さんは酒好きで、寒い夜には「腹の底から温まるわい。」と言いながら晩酌をしておりました。酒が足りない時には、...

おにのたまご

昔、ある村に太郎べえと次郎べえという男がいた。ある日のこと、二人は都見物を思い立ち、二人そろって京の都に向けて旅に出た。初めて見る京の街は、何を見ても珍しく、楽しく、二...

大根お化け

昔、山の頂きにある村がありました。この村では、畑が山の斜面につくられていので、雨が降るたびに肥えた土が流されてしまい、すっかり畑の土は痩せていました。畑で育つ大根も、ま...


おおかみ長者

昔、ある所にものすごく貧乏な若夫婦が住んでいました。明日は正月というのに、粗末な食べ物もついには底をつき、夫婦は一人分の芋粥を譲り合っていました。あまりの貧乏に情けなく...

行徳じいさんと鶴

昔、福島の相馬というところに行徳じいさんというじいさんがおった。この行徳じいさんいつも春になると家の前の池に鶴がやってくるので春になるのを楽しみにしておった。春が来た頃...

たわしの神さま

昔ある所にたくさんの使用人をかかえた大きな商家があった。大変繁盛している商家であったが、この商家の主人は物を大切にせずすぐに捨ててしまう癖がありました。やがて使用人にも...


ふしぎなひょうたん

昔、ある浜辺の村に子供の居ないお爺さんとお婆さんが住んでいた。ある日お爺さんが海での魚釣りから帰ってくると、お婆さんが松原で赤ん坊を拾ったと言う。しかしお爺さんは親が心...

はなとり地蔵

昔、信州の一重山(ひとえやま)のふもとに、働き者の百姓の老夫婦がいました。ある日の事、老夫婦は、村はずれの丘で薄汚れて鼻の欠けたお地蔵さまが転がっているの見つけました。...

麦わら大蛇

昔々、広島県山県(やまがた)郡の小さな村に、働き者の嫁さんと、村一番ぐうたらな婿さんの夫婦が住んでおった。夫婦はたいそう仲が良かったそうじゃ。ある日、婿さんが庭で日向ぼ...


雀ひょうたん

昔々、ある山奥の村に、とても貧しいおじいさんとおばあさんが暮らしていました。おばあさんは糸を紡ぎ、おじいさんは竹かごを作っていました。ある日、いつものように二人が仕事に...

牛飼い源次

岩手県は九戸郡、九戸富士と呼ばれる階上岳のふもとに、源次と言う目はしの利く牛飼いが住んでいた。この源次が所有する大牛は体も大きく角も立派で、牛同志の角合わせでも決して負...

すっとんころりのおとの様

昔、三河国の西尾というところに殿様が住んでいた。この殿様は人は良いのですが、藩のことなど家来に任せっきりで、村の人々の暮らしなど全く知らなかった。ある日のこと、殿様は馬...


シシとり太郎

昔ある山の中に、働き者の「太郎」と怠け者の「次郎」という二人の木こりが住んでいました。ある日、食べ物がなくなったので、太郎は一人で山へ猟に出かけていきました。山についた...

がっと嫁入り

昔、輪島の本郷という所に平与門(へいよもん)という爺様が息子と二人で暮していた。ある日、庄屋さんの家で婚礼があった帰り道、平与門は息子にこう言った。「お前にもいい嫁ごを...

夕顔長者

昔あるところに、長者がいた。長者には、一太郎、二郎という息子がいた。兄の一太郎は、いじわるで欲張り。弟の二郎は、兄思いの優しい男だった。ある日、死を悟った長者は、枕元に...


ねずみの予言

昔ある小さい村はずれに、おじいさんとおばあさんが住んでいた。この家にはなぜか、ねずみが大変多かった。おばあさんはねずみ達を忌々しく思っていたが、おじいさんは「ねずみとて...

朝六橋

昔ある橋の近くに金持ちが住んでいた。ある時見なれない男が橋のたもとをうろうろしているので金持ちは、何をしているのか聞いてみた。すると男はこの橋のが朝の六つ時に光るのでそ...

きつねと羽黒山伏

と或る小春日和の庄内平野の小川の畔。千岳坊と万岳坊という羽黒山伏が休んでた。退屈な二人は、橋の上で間抜けな格好で寝ている狐をほら貝を吹いてびっくりさせて暇つぶしをするこ...


山の神とかしき

昔、奈良の上湯川(かみゆのかわ)の山の奥に、大勢のひょうし(木を切る日雇いの人夫)が山仕事に入っていた。山の仕事場は村から離れているので、ひょうしたちは山の中に小屋をか...

しょうぜんどん

昔、九州の福岡では黒田藩と秋月藩の二つの藩が絶えずいがみ合い、百姓達はいつも迷惑を被っていた。ある年の事、黒田藩にある秋月藩へ水を送る上西堰(かみにしぜき)が大洪水で流さ...

嫁入り竜女の忘れもの

藤四郎という百姓の家のお婆さんが山の池の近くを通った時、池で美しい娘が髪を洗っていた。お婆さんが木の陰に隠れて様子を見ていると、娘がそれに気付いた。するとその瞬間、黒雲...


峠のまご六

昔、鎌倉街道がにぎわっていた頃、二村山の峠に「まご六」というキツネがいました。まご六は、威張りくさったサムライの髷(まげ)を上手に取ってしまう「まげとりの名人」でした。...

仁王か

昔、ある町を見下ろす所に長い石段を持つお寺があり、その山門には立派な仁王様が立って参詣の人々を迎えていた。ある晩、この仁王様の片方、吽形の仁王様が、夜になって参詣客の途...

401 - 450 件目 ( 1474 件中)   <前 1 ... 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ... 30 次>
現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

33 人のユーザが現在オンラインです。 (27 人のユーザが お話データベース を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)