http://anifav.com/topics/20140313_3101.html●杉井ギサブロー監督など豪華スタッフが集結!
「タッチ」や『グスコーブドリの伝記』など数多くの傑作アニメを手がけ、2010年には文化庁映画功労賞を受賞した杉井ギサブロー監督が、宮沢賢治の童話をアニメーション映画化。キャラクターを愛らしい猫に置き換えた、ますむらひろしのファンタジックな漫画を原案に、細野晴臣による無国籍で幻想的な音楽にのせて描かれている。
●宮沢賢治の名作童話を劇場アニメ化。珠玉のファンタジー作品!
透明な色彩感、幻想的なイメージ、そして文学的香りに満ちた物語。原作の持つファンタスティックな美しいイメージの世界が、主要登場人物を人間ではなく擬人化した猫として描いた設定で見事に映像化されている。
「ぼくはもうあのさそりのように、ほんとうにみんなのしあわせのためなら、ぼくの体なんか百ぺんやいたってかまわない。」 など、数々の印象的なフレーズは観た人の心を打つ。
●評論家も絶賛!『銀河鉄道の夜』の魅力を語る。
評論家・佐藤忠男「いまやアニメの世界も大きくなり、それなりに成長し、既成の考え方の枠から大きくはみ出さずにはおれなくなった。それが自らあふれ出るように現れたのがこの映画である。」(劇場公開時のパンフレットより抜粋)
音楽評論家・今井智子「幻想的なメロディをコンピュータ楽器で演奏する曲が次々に現れるこの作品は、映画音楽というより環境音楽のアルバムのようだ。」(同パンフレットより抜粋)
また劇場公開時には、第40回(1985年)毎日映画コンクール・大藤信郎賞を受賞している。