常田富士男さんの講演会の個人的な感想。

常田富士男さんの講演会の個人的な感想。

投稿者:マルコ 投稿日時 2014/2/22 0:26
マルコは常田さんにお会いする前、常田さんあてに手紙を出したことがあります。ちょうどその時は、東日本大震災のすぐ後でいろんな物や人がざわついていた時でもありました。そんな時、マルコは手紙を出したのであります。ハッキリいって手紙の返事は期待していませんでした。常田さんが読んでくださるだけでいいと思って出した手紙に思いがけず返事が来た時、マルコは本当に驚きました。手紙には、『震災でつらいだろうが頑張ってほしい、いつかどこかで会える事を私も願っています。』という主旨の暖かいメッセージが書かれていました。

この時、常田さんって優しい人なんだな・・・という事がわかりました。

それからだいぶ時間が過ぎて、東北岩手の遠野で行われた「復興に向けて、遠野の里から子ども夢宣言」というチャリティーイベントに常田さんが出演するという情報を手に入れたマルコは遠野に向けて出発しました。

ちょうど、観客の待合ホールの近くに「男性出演者待合室」の張り紙がしてある部屋があって、扉が開いていたものですから、常田さんがいるんじゃないかな?と期待に胸膨らませてマルコは覗きました。そうしたら、常田さんがいるじゃないですか!!勝手に控え室に入るのはとても失礼なことだとはわかっていたものの、ここで話しかけないとマルコの「常田さんに会う」という長年の夢が果たせない・・・と思って重い足を部屋の中に入れました。常田さんは控え室に突然入ってきたマルコにとても驚いたようです。

でも、私が持って来た色紙にサインを書いていただこうとすると、『君にいい物を書いてあげたいから住所と名前を教えてくれるかい?後で送ってあげるから』とサイン色紙を書いてくれることを約束してくれましたし、ツーショットでの写真撮影にも快く応じてくれました。写真撮影の時、常田さん自ら控え室の中にあった椅子を持って来てくださり、その椅子に私を座らせると、ご自分は私の右横に立って椅子の背もたれに左の手をかけて、写真に写ってくれました。

このことから、常田さんは親切な方なのだとマルコは思いました。

常田さんのお話は、会場の空気が一気に変わったのではないかと思うくらい優しさと臨場感あふれる語りの素晴らしいものでした。常田さんの朗読には人を惹きつける何か不思議な力があると以前から話に聞いていましたが想像していた以上に素晴らしかったです。常田さんはただ物語を語っているのではなくて心の奥底から真剣に自分が今まで体験してきたことを語っているようにマルコは感じました。ステージの照明のせいでしょうか。感極まって潤んでしまったマルコの目の錯覚かもしれませんが、朗読していた常田さんから後光が差しているように見えました。

市原さんの講演会の時とは違って、常田さんの講演会は質問時間も無ければ、お話の内容も短いものでした。しかし、心の底から感動できて自然と涙がこぼれてくるような素晴らしい朗読でした。

それから、マルコは何度か個人的に質問をしたり、お話を聞かせていただく機会がありました。そんな時でも、常田さんは謙虚で、包容力のある方でした。

ベテランの声優だからといって、思いやりに欠けた態度はしませんでしたし、マルコが年下であるからといって、威張ったりはしませんでした。マルコの質問には誠意を持って答えてくれましたし、マルコの意見にもじっくりと耳を傾けてくださいました。

そんな常田さんにも、長所があれば欠点もあるわけです。

何が欠点かと言うと、御自分の所属事務所である牛プロさんに公式サイトが無いこと。

公式サイトが無いということは、常田さんがいつどこで講演会をやるのかなどのインターネット上の情報が極端に少ないと言うことなのです。

よく「常田さんはテレビを見ていても、ネットを見ても、まったくと言っていいほど情報が無い。しかも、芸能界にも出てこられないからお亡くなりになったのではないか?」と言う人がいますが、そういう噂が流れるのも納得できるような気がします。

それに、市原さんの講演会と比べると、常田さんの講演会はだいたいのものがとても小規模なものです。ですから、常田さんの講演会の情報や最近のお仕事ぶりが、余計に人目につきにくいのです。

これでは、講演会を聴きたいと思っている方に情報が伝わりにくいではありませんか!!

見方を変えれば、長所が短所になるわけであるし、短所が長所にもなるわけでのある。

そのことから考えると、常田さんの講演会はシークレットライブ?のような状態で行われるため、本当に常田さんの話を聴きたいと思っている方々しか来ないので、マナーの悪い人はあまり来ないと思うのです。

(実際に、マルコが常田さんの講演会に行ったとき、講演会を聴きにきた方々はマナーのある人が多かったのだと思います。そのおかげで、マルコは静かに落ち着いて、お話を聴くことができました。本当にありがたいことでした。逆に、市原さんの場合はどうだったのか?というと、隣のおばさんの携帯はブーブーなるし、せっかく市原さんが素晴らしいお話をしているというのに、集中して聴くことができませんでした。本当に残念なことでした。)

それに、小規模で行われる常田さんの講演会は、常田さんとの距離も近く、昔ばなしでお馴染みのあの素晴らしい語りをより近くで聴けるのが最高です!!

好みは人それぞれ、好き嫌いがあるので、私の意見を押し付けるつもりはありません!!

市原さんと常田さん、どちらの方が「まんが日本昔ばなし」についての懐かしい話を私たちに話してくれるのか?語りの力でもって物語の世界へと引き込み、聴いている人の心を感動させ、癒してくれるのか?

まん日ファンとして個人的な意見を言わせてもらうと、常田さんの講演会の方がいいと思います。
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