さだ六とシロ についてのコメント&レビュー投稿
秋田県の山奥の鹿角(かづの)の領に、さだ六という鉄砲打ちの名手がいた。 さだ六は、子牛ほどもある真っ白なシロという秋田犬を飼っていて、とても優秀な猟犬だった。さだ六は、...…全文を見る

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投稿者:まつちん 投稿日時 2013/11/23 16:03
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悲しい事は悲しいですが、矛盾点も多いです。

なんせ、将軍さまの証文ですから、本物と判明した時の事を考えたら、安易に処分は下さないはず。
打ち首も重すぎる。自分の藩はそんなに無力なのでしょうか。

そしてさだ六自身の過失。
隣の領へ出る時、狩りが成功して獲物を持って帰る時等々・・・証文の事に気づくチャンスはいくらでもあったはず。狩りのプロとしては、危険予知が足りないですね。
投票数:38 平均点:9.47

投稿者:わぎゃー 投稿日時 2014/12/22 22:36
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この話、釣りキチ三平で有名な矢口高雄氏の「ニッポン博物誌」にも、少々変更が加えられてたエピソードがありますね。
投票数:35 平均点:10.00

投稿者:わぎゃー 投稿日時 2014/12/28 10:09
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この話には実は続きがあって、さだ六の処刑後、この地方には天変地異がおこり、定六の処刑に関連した人々は無惨な死を遂げた。さらにそのシロの遺骸があった所、武士が馬に乗って通りかかると、突然馬が暴れだし、落馬して重傷を負う事故が多発したため、シロの怨念を鎮めるために老犬神社を建てたという。
投票数:34 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/1/10 14:04
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さだ六のうっかりでシロも犠牲に…(´;ω;`)
投票数:34 平均点:10.00

投稿者:坊屋良子 投稿日時 2016/2/16 16:56
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絵柄が「ガンバの冒険」「元祖天才バカボン」を思わせますね。
投票数:35 平均点:10.00

投稿者:まゆりん 投稿日時 2017/2/28 14:44
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この物語は私の中でベスト1に入ります。
リアルタイム放送時には、子供ながらに切なくて泣きました。
少し前に、時代劇専門チャンネルで放映されていましたが、今みても凄く良かった!
投票数:36 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2017/11/6 16:09
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小さい頃、さだ六のために走るシロの姿を祈るような気持ちで見ていました。
投票数:33 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2017/11/6 16:33
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悲しい…
投票数:34 平均点:10.00

投稿者:にんにん 投稿日時 2018/1/23 21:49
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私も将軍直々の大事な証文をそう簡単に忘れるものか、もしそうだとしても有無をいわさずの早急な打ち首は厳罰すぎると思います。
さだ六は、もしかして見てはいけないものを見てしまったのではないでしょうか。だから役人は、本人には証文携帯忘れを全面に押し出し速やかに口封じを行った。通常は、後日確認で大丈夫だったのかもしれませんね。

ここのコメントで、後日談とシロさんお鎮めの神社が在るのを知ることができ、このお話に対する胸のつかえが少しとれました。機会があればお詣りしにゆきたいです。
投票数:32 平均点:10.00

投稿者:秋人 投稿日時 2018/2/10 22:50
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地元では知らない者のいない話
投票数:35 平均点:10.00

投稿者:歳の順 投稿日時 2018/4/15 14:23
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芝山努さんと小林治さんのアニメーションが素晴らしいと思います。後代官の隈取がなんか怖い。
投票数:32 平均点:10.00

投稿者:華煌 投稿日時 2019/12/21 20:03
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証文不携帯で即打ち首は厳しすぎる、信じて貰えないさだ六が悲しすぎる。重い悲痛感が消えないお話でしたが、
にんにんさんの 投稿日時 2018/1/23 21:49 コメントに、なるほどと納得できました。見られてはいけない何かがあったのでしょうね。
また、わぎゃーさんの 投稿日時 2014/12/28 10:09 後日譚を読んで、安心できました。さだ六とシロが安らかに眠れていますように。
またこのお話を見る勇気が湧きました。ありがとうございます。

投票数:39 平均点:10.00

投稿者:彦星 投稿日時 2021/3/28 19:38
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 1970年代(昭和55年代前後)の3人の子育て中は、夕方決まって『まんが昔ばなし』を親子5人で共に見ました。その中ので、特に面白く感動的に見ていた作品は、その後文庫本型の絵本として出版されたときには買い求め、繰り返し3人の我が子が読み回したこともあり、角はすり減り丸くなっていました。そうした作品群の中で、取り分けよく読み返していたのが、『さだ六とシロ』でした。
 ここ数年、地元の小学校で毎月定期的に〈読み聞かせ〉をする機会を持ち、『さだ六とシロ』を取り上げました。事前練習と作品研究をする中で、ハット気づかせられたことがありました。
 さだ六が、シロをつれて大雪の中を南部領の鹿角の里から三戸領の山中にへ分け入り、〈アオイノシシ〉を撃ち追撃し、洞(ほこら)で手負いの親アオイノシシと2匹の子どもを見つけ撃ち取る、一連の場面です。
  この『さだ六とシロ』は、秋田県の鹿角・大館地域の昔話が原話であることを考えると、〈アオイノシシ=青猪〉というのは誤りで、《アオジシ=青鹿》=《カモシカ》のことなければなりません。
 生態学的に見て江戸時代の秋田・青森地方に「猪」が棲息していた記録はなく、現代になって、しかも2010年以降の、球温暖化による少雪化現象になって初めて秋田県南部に猪の進出が見られるようになったに過ぎません。
 明らかに再話者の読み違いによるもので、『にほん昔話ばなし』と銘打つものであるならば、書き換えが必須と考えますが、いかがであろうか?



投票数:41 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/3/29 1:24
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彦星さま。
いいところにお気づきになられましたね(笑)
たしかに、アオシシを青いイノシシだと勘違いしているように思います。
「秋田県立博物館研究報告」に掲載された木崎和広氏の論文「鹿角マタギの伝承と系譜」によると、マタギの狩猟していた獲物について以下のように書かれています。
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11454907_po_aktpmrep04_016-024.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

「獲物はアオシシ(カモシカ、ただし天然記念物指定により禁猟となった)、クマ、オオカミ、サル、ウサギ、バンドリ(ムササビ)、山ドリなどがあげられる。」

やはり江戸時代には、イノシシは秋田・青森地方には棲息していなかったみたいですね。
再話者というと「秋田の民話」を著した、瀬川拓男と松谷みよ子夫妻のことでしょうか?
今度図書館に行ったときに、定六の狙った獲物がなんと書かれているのか?
調べてみたいと思います(笑)
投票数:39 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/5/19 23:50
この昔話は「日本の伝説14・秋田の伝説」(角川書店)でも紹介さていますが、さだ六が撃った獲物は「猪」となっています。
「ある日、佐太六はシロを連れて狩りに出たが、猪を見つけて撃ったが手負いになったまま逃げるので、その後を追って三戸城近くまで行き、ふたたび猪を見つけて撃ったとたんに姿を消してしまった。」と書かれています。
この文章を書いたのは野添憲治氏という方です。
地元でほんとうに「猪」という伝承があるのか、それとも、瀬川拓男と松谷みよ子夫妻の著した「秋田の伝説」や「日本の民話」などを参考にして文章を書かれたのでしょうか?
獲物はイノシシなのかアオシシ(カモシカ)なのか?
いったいどちらなのでしょうかね?
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投稿者:松岡尚 投稿日時 2021/5/24 9:35
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さだ六とシロってのはな、芝山努さんの最初のキャラクターデザイン、絵コンテ、原画である。
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