Re: さだ六とシロ
投稿者:Perenna 投稿日時 2021/5/19 23:50
この昔話は「日本の伝説14・秋田の伝説」(角川書店)でも紹介さていますが、さだ六が撃った獲物は「猪」となっています。
「ある日、佐太六はシロを連れて狩りに出たが、猪を見つけて撃ったが手負いになったまま逃げるので、その後を追って三戸城近くまで行き、ふたたび猪を見つけて撃ったとたんに姿を消してしまった。」と書かれています。
この文章を書いたのは野添憲治氏という方です。
地元でほんとうに「猪」という伝承があるのか、それとも、瀬川拓男と松谷みよ子夫妻の著した「秋田の伝説」や「日本の民話」などを参考にして文章を書かれたのでしょうか?
獲物はイノシシなのかアオシシ(カモシカ)なのか?
いったいどちらなのでしょうかね?