Re: 見沼弁天
投稿者:もみじ 投稿日時 2013/8/25 22:31
琵琶湖の竹生島にある弁財天は、三大弁財天の中でももっとも古いものとされています。
建設は聖武天皇で、夢のお告げにより竹生島に建立したそうな。
弁財天が水にまつわる神様であるということからなのか、
「水は汚れを落とす」ということで元々は修験者に信仰されていて
「修行を助ける」というところから
学問のみならず商売繁盛、芸の神様ともされているそうです。
何事も大成するには修行(努力)が不可欠ですからね。
不思議なことに、竹生島の近辺の湖底水深70メートルほどのところで
「湖底遺跡」が見つかっています。
しかし、それがいつの時代のものなのか、何のために、誰がどうやって作ったのかという
湖底に遺跡が存在する理由がわかってないそうです。
出土したものの時代が縄文~中世にいたるまでと、あまりに幅がありすぎるうえに
推定される出土品の時代の時には、既に湖がそこにあるのだから不思議すぎる話です。
(※琵琶湖は世界で三番目に古い古代湖なんですよ☆)
これが、本当に竜宮だったら面白いのに…なんて思ってます(・ω・)
古い井戸・池・沼・川・湖はつながっていると言われるし、一体どこへ引越しされたのやら…。
ちなみに、「琵琶湖」の名前の由来も諸説あります。
一般には「楽器の琵琶」に似てるからということですが、
ぶっちゃけ、そこまで琵琶に似てるとは思えないんですよね(´Д`;)
昔と今では埋め立てなどの影響もあって、形が違うと思うし
おおまかな形は似てると思いますが、それこそモノに例えるなら他の例えでもできたはず。
もともとは「淡海(おうみ)」や「近海」・「鳰の海(におのうみ)」
なんて呼ばれていたのに、何をどうしたのか琵琶湖なんて名称がきたのは
個人的には「弁財天が祀られていることも関係してるんじゃないか」って思ってます。(・ω・)
江戸時代より200年ほど前から「湖の形が楽器の琵琶に似てる」
なんて書いてる古い文書も存在するので
古くから湖の形が琵琶に似てるという概念はあったようなんですが
その文書もまた竹生島にあるんですよね( ̄▽ ̄;)興味深いところです。