七福神の中の紅一点・・・?「見沼弁天」
投稿者:マルコ 投稿日時 2013/8/22 16:23
宝船に乗った七福神。その風景を描いた絵画などを見ると、福々しい感じがします。
七福神とはインド・中国・日本の神仙を七人組み合わせて人々に福徳寿を与える神様です。
弁財天はサンスクリット語で「サラスヴァディー」といい、インド最古の聖典「リグ・ヴェーダ」に登場する川河の神様です。
これが仏教に取り入れられて弁財天となり、梵天の妃といわれるようになりました。言語、学問、芸術の神として崇拝され、また。「弁財天」とも呼ばれ、財福、知恵の徳があると信仰を集めました。
像は八臂または二臂で、白衣をまとい、琵琶を持っています。
このお話でも、沼の畔で不思議な娘が琵琶を持って現れるというところで、娘の正体が何となくわかるような気がします。
江の島、竹生島、厳島に祀られている弁才天を三弁天。それに、天の川、金華山を加えて五弁天というんだそうです。
弁才天をまつるお堂はたいてい湖畔や海辺にあるんだそうですが、それは元々河川の神様だったからなのだからとか・・・。