Re: 狩人と妻
投稿者:araya 投稿日時 2011/11/5 15:13
妻の唱えていた呪文のようなもの…。
七里松山 五里坂どころ
うわの空では 通われぬ
わしが胸の内は 焦がれて燃える
煙を出さねば 人は知らぬ
とのことで、七七七五、九七八六。二句目は変調してるけど、これはやはり都都逸なのかなぁ(^_^)。
「可愛ゆけりゃこそ 七里もかよへ 憎くて七里が 通わりょか」
ってのもあるけど『山家鳥虫歌』(1772年刊)にある
「恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす」
ってのにも何かしら似通うところがあって面白い。