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キーワード: 地震 (1 ~ 10 件目を表示)
お話データベース
桶屋の夢
...大きな布を広げて桶屋を受け止める準備をしてくれました。桶屋がその布めがけて飛び降りようとすると、急にグラグラっと大きな地震がおきました。 地震により大きな地割れができて、桶屋は五重の塔のてっぺんから地割れの中に落っこちていきました。 落ちた先は地獄でした。桶屋は閻魔さまから地上に戻るための薬をもらいましたが、鬼に襲われた際に、一度にたくさんの薬を飲みすぎてしまいました。 すると今度は、地上を通り過ぎ、もっと天高くぶっ飛んでいきました。桶屋が着いたのは、雲の上に住む雷さまの所でした。 地獄からや...
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天狗のちょうちん
...悪く中々仕事がはかどらなかったため、やっと大木を切り倒した頃には辺りは既に暗くなっていた。源さんは大木が倒れた時に飛ばされたてっぺんの梢を探すのを諦め、その日は小屋に戻ってしまう。 ところがその夜中、にわかに小屋が揺れ出し、目が覚めた源さんは地震かと思い外に飛び出したが、外は別に変わった様子もなかった。しかし源さんが小屋へ戻ると、再び小屋はぐらぐらと揺れ出したのである。 すると大揺れの中、拍子木を打つ音がしたので、これは噂に聞く天狗の仕業だと源さんは理解した。そして自分が大木の切り株に梢を挿さ...
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おとみーさん
...」爺さんが表に出ると、黒雲の合間に大きな龍が天に昇って行くのが見えた。爺さんは大きく頷いて、龍の娘を見送った。 『ど おッと一つ鳴れば雨、どどどおッと二つ鳴れば風、どどどおッと鳴れば雷、四つの時は大水、五つの時は悪い病気、六つは大騒動、七つは地震・山津波。このよ うに天から太鼓の音が聞こえたら、私からの合図と思って下さい。』龍の娘がお礼の印として吉兵衛爺さんに残した言葉だそうな。 おかげでその後頓原では大きな災いもなく安心して暮らすことができたという。今でも龍の娘を祭った祠がたっていて『おとみ...
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春日様の握り飯
...はたがわ)の淵に人々から魔物と恐れられた大ナマズが住んでいた。 このナマズは山のように大きく、ナマズが動くたびに村には地震が起き、洪水で畑の作物は流されてしまうので、村人はたいそう難儀していた。村人は、川べりに石で堤防を築き、なんとか洪水を防ご...ナマズも春日様の姿もなく、そのかわり孫次郎間の岬は大きく潰れていた。 それからというもの、大ナマズは淵から姿を消し、村は地震や洪水に悩まされることはなくなった。また、大ナマズが住んでいた淵を埋め立てると、そこは肥沃な田畑になったという。そしてそれ以...
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仁兵衛じいさんとたぬき
...にドングリを一掴みくべました。すると、火にはじけたどんぐりが男の子の股に当たり、意地悪な古ダヌキは悲鳴をあげて逃げていきました。仁兵衛は、後からやってきた女の子に全部のメザシをあげました。 その晩、仁兵衛が布団に入りウトウトしていると、小屋が地震みたいに揺れて臭いにおいとともに、古ダヌキがやってきました。そのうち屋根に大穴をあけて、くせえくせえションベンをシューッとひっかけました。何しろ古ダヌキは、体もションベンもそりゃあ並みの臭さじゃなかったそうです。 (紅子 2012-1-27 23:27)
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稲むらの火
...身でしたが、隣に住む綾(あや)さんが大好きでした。 ある夏の夕暮れ、その日は村祭りで、綾さんと婆さんが神社に出かけていきました。儀兵衛もワクワクしながら小ざっぱりした着物に着替えていた時、突然グラグラと長い横揺れが起こりました。儀兵衛は「長い地震の後には津波が来る」と村の古老から聞いたことを思い出し、海を見ました。 すると、海の水がものすごい勢いでどんどん沖に引き始めました。儀兵衛は大急ぎで松明(たいまつ)に火をつけ神社に走りましたが、津波の到達するまでにはとても間に合わないと思いました。そこ...
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ナマズの使い
...、福島の磐梯山(ばんだいさん)の辺りには、火山がいくつもあって、そのため大変地震が多かった。そして、その磐梯山の頂には明神様が住んでおられた。この明神様、山の頂から遠くの山や海を眺めて、のんびりと昼寝をするのが何よりも楽しみだった。 ところが度々地震が起きるものだから、昼寝をしていると、注連縄(しめなわ)を押さえている石が頭の上...いた。困った明神様は、磐梯山のふもとの岩穴に住むナマズどんの所へ行った。そして地震が起きる前に、自分に知らせに来てほしいと頼んだ。 さて、その次の日。地震を察知し...
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宝の川
...炎の中にお不動様が現れた。 お不動様は言う。「娘よ、案ずることはない。お前はこれからも川で採れる物を売るがよい。全ての裁きはワシがつける。」 次の日、おゆきはお不動様の言いつけどおり、川にシジミを採りに行った。すると、朝日が昇る頃、村を大きな地震が襲った。山津波は村の家々を押し流し、土砂の下に埋めてしまった。しかし、不思議なことにおゆきの家だけが、たった一軒山津波に呑まれずに残っていたのだ。そして世話役は、山津波に呑まれてしまったのか、それ以後二度と姿を見せることはなかった。 さらに、その後お...
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瓜生島とえびすさま
...。怒った悪太郎は、仕返しをすることにした。その夜、悪太郎はこっそり恵比寿さまの顔に紅がらを塗りつけ真っ赤にした。塗り終わると、突然グラグラと地面が揺れ、地響きが起こり、恵比寿さまが大岩もろとも、地上高くに突き出した。だが悪太郎は、これを単なる地震のせいとしか思わなかった。 次の日の朝。島の人々は腰をぬかさんばかりに驚いた。 「ややや、恵比寿さまのお顔が真っ赤じゃ」 「こんなに岩が盛り上がって。きっと悪い知らせじゃ」 さあ大変。島中大騒ぎになった。島の人たちは先を争うように、船を出して逃げ出した...
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マンジロク
むかし、茨城県の八瓶山(やつがめやま)のふもとに小さな村があった。この村では地震が多く、村人たちは困っていた。 ところで、この村の村はずれにマンジロクという山のよ...りに行くが、どうした訳か今日は一匹も魚がかからない。そうしているうちに、沼で大きな地震が起きた。マンジロクは沼の底で何が起きているのか不思議に思い、沼の中にもぐってみ...、そこには鯨の数倍もある大ナマズがいた。この大ナマズが沼の底で暴れていたため、地震が起こるのだった。さらに、大ナマズは大きな口を開けて沼の魚を食べていた。 沼の魚を...
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