「二十原の椿」は「岡義重(未来社刊)より」と出典クレジットされています。
「出雲の民話 日本の民話12」(石塚尊俊, 岡義重, 小汀松之進/共編, 未来社, 1958)
島根県安来市広瀬町の伝説です。広瀬町の月山富田城でのお話。
小那姫(こなひめ)は富田城主・堀尾吉晴の娘ですが病に冒されています。
二十原(はたちばら)は地図で確認できませんが、ネットで調べると広瀬町菅原の廿原堤神社が劇中で「二十原さん」と呼ばれる神社のようです。ちなみに後に堀尾氏は富田城から松江城へ移ります。
病に絶望し命を自ら断った小那姫(kona_princess)
http://homepage2.nifty.com/matsue-jo/contents2sub9.html富田城跡は 緯度: 35.360829 経度: 133.185067
廿原堤神社は 緯度: 35.353916 経度: 133.16494
偕成社「島根県の民話」にも「小那姫ツバキ」のタイトルで収録されています。