高戸部落 『永井の昔ばなし』より 2009年01月08日
昭和の終わり頃、いわき市三和町永井の人たちが地域の昔話を集め、
『永井の昔ばなし』という1冊の本を作りました。
とても素晴らしい内容の本です。
今回は、その中に収められた「高戸部落」という話を紹介します。
上永井のはずれ、中寺に近い部落を高戸と呼んでいます。
この部落は、平家の落人の住みついた所といわれ、落人達が山伏のいでたちで、背負って来た神様を小高い丘の上に祀り、そのまわりに一族が住みついて開墾したといわれています。
昔は、ここを広戸と云い、神社の戸を意味していましたが、いつのまにか高戸と変り、この一帯が高戸と呼ばれるようになったといわれています。
http://blog.goo.ne.jp/400nn500nn/e/294e6280a261ca0c40a1d9b6437c89e8