Re: 諏訪湖は…

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Re: 諏訪湖は…

投稿者:のりくん 投稿日時 2012/9/5 10:44
諏訪湖の水質が悪くて水泳ができない湖とされていたのはもう10年くらい前の情報だと思います。
諏訪湖漁協の藤森貫治先生が先日講演会でおっしゃっていましたが現在の諏訪湖は水質改善がすすみ、水泳可能な河川としての条件は満たしているのだとのこと。
実際に漁協の漁師さんたちは毎日諏訪湖で船を出して働いていますが飲料水代わりに諏訪湖の水を汲んで仕事中の水分補給で飲んでいるそうです。それくらい諏訪湖の水質は現在改善されました。


課題・問題になっているのは湖面に大量に浮いている『ヒシ』と呼ばれる藻みたいな植物の除去です。

琵琶湖でも問題化していると思いますが、これに絡みつかれると溺れたりするから遊泳区にこんなもんが大量に浮いていると危険きわまりないらしいですね。

しかも腐ると湖底に沈んでヘドロ化して大量に堆積するため、諏訪湖の湖底は貧酸素状態になってタニシやプランクトンみたいな生物が住めなくなり、それらを捕食するエビやワカサギのような漁業資源も減っているのが現状みたいです。
夏に諏訪湖端を歩いていると腐ったような匂いがするので近隣住民でも『諏訪湖の水はキタナい。水質改善されていない』と勘違いしている方もいらっしゃいますが、これはヒシが腐った臭いなのだそうですね。

ヒシ自体はもともと諏訪湖にあったものではなくて光合成による水質改善を期待して外部から持ち込まれた
ものらしいのですが、期待されていたほど光合成の効果がなく、夜間はむしろ二酸化炭素を出すため環境にも悪影響なのだとか。
現状は琵琶湖から藻刈船と運転技術者さんをレンタルして駆除にあたっています。(滋賀県の皆様、ありがとうございます)

最近の諏訪湖漁協は従来棄てられていたマブナの有効活用をめざして、マブナを使ったフナ寿司の開発販売をはじめて、一定の成果を上げておりますので皆様も是非購入なさってください。
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