Re: 暗闇から牛

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二人の絵描きが、江戸に向かって旅をしている途中で、あまりきれいではない宿に泊まる事になった。 部屋で休んでいると、他の旅人と相部屋を頼まれ、狭い部屋に旅の商人も泊まるこ...…全文を見る

Re: 暗闇から牛

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/4/19 22:08
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この昔話と似たようなものが「周防・長門の民話・第二集」(未来社、松岡利夫編)にも収録されています。
「かきくらべ」という短い小咄です。

長州の絵描きと江戸の絵描きとが東海道の大井川の宿場で一緒になります。
二人でいろいろと自慢話をしていましたが、ひとつ絵のかきくらべをしようということになりました。
まず、江戸の絵描きが大名行列の絵をかきました。
行列が大井川からあがったところを描いたのですが、長州の絵描きに「行列の武士の足の毛がぬれていないのはおかしい」と難癖をつけられます。
こんどは長州の絵描きの番になりましたが、筆にたっぷりと墨をつけると、なにを思ったか紙に黒々と塗りたくり始めました。
江戸の絵描きが「これはいったいなんだ?」と質問すると、長州の絵描きは「闇夜に烏じゃよ」とうそぶいたそうです・・・

こういう話って、落語やとんち話が元ネタになっているのでしょうか?
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