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市右衛門と河童
...飲むうちにすっかり良い気分になり、船底に横になっていた時のことでした。一匹の河童が徳利に手を伸ばして来るではありませんか。 慌てて跳ね起きた市右衛門に、河童は酒を飲ませて欲しいと頼みますが、怒った市右衛門の剣幕に恐れをなして、仕方なく海の中へ帰ってしまいました。怒りに任せて酒を飲み...しまいました。 夜が明けると、船は島影を離れ、ゆらゆらと漂っておりました。市右衛門が目を覚ましてみると、なんと、船底にさっきの河童が空の徳利を抱いて寝ているではありませんか。市右衛門の一喝で目覚めた河童に、酒を...

尻ぬき河童
昔、大分の上浦(かみうら)の暁嵐の滝(ぎょうらんのたき)の近くに、六兵衛という百姓が住んでいました。そして、六兵衛が管理している水車小屋近くには、悪さ好きな七匹のカッパが住んでいました。 ある時、カッパたちは六兵衛に「相撲を取ろう」と誘いましたが、尻を抜かれるとわかっていた六兵衛は「まず先に草取りを手伝え」と言って、カッパたちに草取りを手伝わせました。 カッパたちが草取りをしている間に、六兵衛は、お尻にヤカンの鉄のふたを仕込みました。カッパたちがお尻めがけて突撃しても、フタのおかげで尻を守る事が...

かっぱにもらった宝物
...」という、カボチャの汁で書かれた字が浮かび上がった。男が会った子供は釈迦沼の河童であり、男は危うく飯沼の河童に食われに行く所だったのである。 男は引き返そうにも釈迦沼の河童に見つかってしまうため逃げる事もできず、法印様に助けを求めた。そこで法印様は男にカボチャの茎を取ってこさせると、茎の汁で手紙を書き換えそれを男に渡した。 男は法印様に感謝し、やがて飯沼に着くと沼の前で三度手を叩いた。すると沼の中から薄気味悪い若者が現れ、若者はまるで手紙の内容を知っていたかのように嬉々と男から手紙を受け取ると...

河童のかめ
昔ある所に、いたずら者でひょうきん者の、年老いたカッパが住んでいました。 ある年の田植えの時期、この日はお寺の田植えの日でした。村中の人たちが集まって、朝から夕方にかけて田植えを済ませ、馬を川で洗っていました。すると、馬が突然暴れ出して、驚いた村人たちが馬のしっぽをふと見ると、カッパがぶら下がっていました。 村人たち大勢でカッパを捕まえ「こんな悪いカッパは殺してしまおう」と、相談している所にお寺の和尚さんがやってきました。和尚さんは、村人たちをなだめて、カッパを川に逃がしてあげました。 ...

えんこうの一文銭
...が暮らしていました。 東の家の二人は、大変な正直者でしたが貧乏で、子供もいないため一匹の猫を可愛がっていました。二人は、もう少しゆとりができるように毎晩お祈りしていると、ある時、お爺さんの夢の中に竜神さまが現れました。 竜神さまは「えんこう(河童)の一文銭を授けよう、これを天井裏に吊り下げて祀りなさい」とお告げになりました。翌朝、お爺さんの枕元に置かれた一文銭を、大切に天井裏に吊り下げておきました。 すると、日増しに二人の暮らしは良くなり、可愛い猫にも十分にエサを食べさせることが出来るようにな...

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