箸墓 についてのコメント&レビュー投稿
昔、奈良県三輪の箸中村というところに、箸中長者という長者がいました。ここで作る酒は大変おいしく、造れば造るだけ売れて、毎日たくさんの小判が長者の家に集まりました。 長者...…全文を見る

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投稿者:小長者 投稿日時 2018/12/14 20:58
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小判の使い道を考えて、捨てたり虫に食べさせることなかったのに。
投票数:51 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/4/10 0:14
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この昔話と似たような話で「諸越(もろこし)長者の箸塚」というものがあります。
「日本の伝説8・大阪の伝説」(角川書店)には、「河内長野駅のすぐ東を石川が流れているが、これを渡ってすぐ東北の山手に諸越長者の箸塚というものがある。」と書かれています。
この長者は栄耀栄華の限りをつくし、ぜいたくにも飽きていたので、貧しい人たちのように気ままに暮らしてみたいと望んでいました。
ある時、訪ねてきた旅の僧から「貧しい身の上になりたければ、毎朝一家で使った箸を屋敷の外に捨てるようにせよ。その捨てた箸が大きな塚になったときに、そなたの望みはかなえられるであろう」と言われます。
長者はその教えを守り、箸を一ヶ所に捨て続けたところ、十数年後には大きな箸の塚ができました。
その後、長者は無一文となり、住む屋敷もなく、衣食もままならぬ身の上となり、ついには餓死してしまったということです。
奈良県の箸墓とは、なにか関連があるのでしょうかね?
投票数:49 平均点:10.00

投稿者:吉兵衛どん 投稿日時 2021/4/25 14:02
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小判を虫に食べさせるくらいならその小判をちょっと使って金蔵をもうひとつ作ったりすればよかったのに…
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投稿者:Perenna 投稿日時 2021/5/12 23:26
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この昔話は、「日本の伝説13・奈良の伝説」(角川書店)にも書かれています。
「箸墓の名については、一説に、昔、箸中に箸中長者がいた。その家に大きくも小さくもならない「金のなる木」があった。毎日毎日金がふえるのを長者はあきあきしてきたので、一度貧乏をしてみたいと思い、毎日三度の食事のとき箸を捨てると、天罰で貧乏になれると思いついて実行した。その捨てた箸の山が今の箸墓だという。そのため長者はとうとう貧乏になってしまったというのである。」

日本標準の「奈良の伝説」では、小判を食べる「金食い虫」が出てくるそうですが、これは地元の話者のかたの創作か、付け足しみたいなものなのではないでしょうか?
なんとなくこの昔話は、大阪の「諸越(もろこし)長者の箸塚」の異伝か伝播系の話みたいに思えるのですが?
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