Re: 箸墓

箸墓 についてのコメント&レビュー投稿
昔、奈良県三輪の箸中村というところに、箸中長者という長者がいました。ここで作る酒は大変おいしく、造れば造るだけ売れて、毎日たくさんの小判が長者の家に集まりました。 長者...…全文を見る

Re: 箸墓

投稿者:Perenna 投稿日時 2021/5/12 23:26
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この昔話は、「日本の伝説13・奈良の伝説」(角川書店)にも書かれています。
「箸墓の名については、一説に、昔、箸中に箸中長者がいた。その家に大きくも小さくもならない「金のなる木」があった。毎日毎日金がふえるのを長者はあきあきしてきたので、一度貧乏をしてみたいと思い、毎日三度の食事のとき箸を捨てると、天罰で貧乏になれると思いついて実行した。その捨てた箸の山が今の箸墓だという。そのため長者はとうとう貧乏になってしまったというのである。」

日本標準の「奈良の伝説」では、小判を食べる「金食い虫」が出てくるそうですが、これは地元の話者のかたの創作か、付け足しみたいなものなのではないでしょうか?
なんとなくこの昔話は、大阪の「諸越(もろこし)長者の箸塚」の異伝か伝播系の話みたいに思えるのですが?
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