ねこのて についてのコメント&レビュー投稿
昔、ある庄屋の家で、長年飼われている一匹の年老いた猫がいた。名前はタマ。昔はよくネズミもとったが、最近ではネズミもとらなくなって、毎日昼寝ばかりしている。 庄屋さんのと...…全文を見る

投稿ツリー
投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/9/25 22:31
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 |
タマ、えらいぞ。きちんと餌貰ったかな?仲間の猫さんたちもご褒美貰ったかな?
良い化け猫さんのお話
投票数:33 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/9/25 22:45
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
猫ねごの恩がえし(内陸地方) (文・滝口国也(東根市民話の会会長))

昔むがし、昔むがしあったけど。
間沢(まざわ)のある所に大つきな旦那さまの家があったけど。田植えの時期が来て、旦那の家でも田植えが始まったけど。
旦那の家の母ちゃんは、目が回るほど忙すえ。縁側を通りかがったら、日当だりの良い所に、猫(ねご)が昼寝しておったけど。
母ちゃんは猫を「ミケ」と呼んで、「こだえ忙すえ時どぎ、おまえは昼寝している。何が手伝てづだいでもしたらどうだ」と言ったけど。
そうしたら、いづの間にが猫の姿が見えねぐなったので、どごがに遊びに行ったのだと思っていだけど。
田んぼでは大勢の手伝だい人が並んで田植えをしておった。その中さ見たごどもない美づぐすえ娘が1人。大変手早で上手な田植えをする娘だけど。
皆がひと休みしている間でも、せっせど田植えをして、10人前の仕事をするので、3日かがる田植えが1日で終わったけど。
母ちゃんが手伝だいの人達に「あの娘はどごの娘だ」と聞えでも、誰も知らながったど。
夕方になると娘の姿すがだが見えないけど。
母ちゃんが夕食を運ぶ時どぎ、猫が昼寝する縁側を通ったら、縁側に猫の泥の足跡がついでおったので、あの娘は猫だったとわがったけど。
んだがら、家で飼っている犬や猫ねごは大切にさんなねもんだど。ドンビン。
http://yamagata-np.jp/minwa/minwa50.html
投票数:33 平均点:10.00

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/9/25 22:53
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 最終変更
山形県西村山郡西川町間沢
が、お話の舞台のようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E6%9D%91_(%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%9C%8C)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E7%94%BA
__
ありがとうございました。山形県西村山郡西川町間沢に地図を修正しました。(2015/9/26)
投票数:37 平均点:10.00

投稿者:らんきち 投稿日時 2018/10/1 2:45
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
猫が化けた娘がどじょっこふなっこのような歌を歌ってますが何回聞いても秋の部分以外聞き取れません。
おわかりの方いましたら歌詞を教えてください。
投票数:36 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2019/8/15 0:26
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
田植え歌を聞き取ってみました。

「ハァー 春来れば
こぜっこさぁ みずっこぁでえ
どじょっこ かずさこせぇ
よろこべ よろこべ
う~みさへったとおもうべね
ほら こりゃ~

ハァー 夏来れば
はぜっこ こぜっこ あなぬくなる
どじょっこ かずさこせぇ
よろこべ よろこべ
ゆっこさ へったとおもうべね
ほら こりゃ~

ハァー 秋来れば
こやま こやまはあかくなる
どじょっこ かずさこせ
くびだせ くびだせ
やまっこ かじだとおもうべね
ほら こりゃ~

ハァー 冬来れば
それそれ それそれ
そりゃー すだまはる
どじょっこ かずさこせえ
こりゃこりゃ こりゃこりゃ
こりゃ かじだと おもうべね
こりゃ こりゃ~」

「どじょっこ」とか「はぜっこ」は聞き取れるのですが、「ふなっこ」とは言っていないような気がします。
夏の部分の「こぜっこ」が「ふな」にあたるのでしょうか?
「どじょっこ かずさこせぇ」を繰り返しているので、ドジョウが増えることによって、田の豊穣や稲の収穫を期待しているような印象を受けますね。
秋の部分は、「小山は紅葉で赤くなる。ドジョウは首を出せ。山が火事だと思うかもしれないね」という意味なのでしょうか?
江口文四郎氏が著した「山形のとんと昔」には、どのように書かれているのか気になるところです。

投票数:36 平均点:10.00

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/11/18 22:47
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
この昔話の田植え歌と似たような歌で、どじょっこふなっこが出てくる歌を見つけました。
未来社の「みちのくの百姓たち」に収録されている「方言四季の詩」という歌です。

春になれば氷(しが)モコア解げで
鰌コだの鮒コだの
天井コ取れだと思うべァネー
(夜明けだと思うべァネー)

夏になると水泳(およぎ)コドァ来て
鰌コだの鮒コだの
鬼コ来たど思うベァネー

秋になれば木の葉コ落ぢで
鰌コだの鮒コだの
舟コ来たど思うベァネー

冬になれば氷(しが)モコアはって
鰌コだの鮒コだの
天井コ張っだど思うベァネー

註として「秋田県大館地方で吟ずるもの、盛岡のものが相近く、弘前のは更に複雑である。」と書かれています。

アニメの歌詞と似たようなものを見つけましたら、またご報告したいと思います。
投票数:37 平均点:10.00

投稿者:猫 投稿日時 2021/6/29 23:12
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
タマがなんともかわいいです。歳をとって世話になっている飼い主に恩返しをしたのですね。茂吉の猫のように、飼い主を呪い殺そうとする飼い猫もいる中でタマはとてもいい猫ですね。
投票数:36 平均点:10.00

  条件検索へ

現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

39 人のユーザが現在オンラインです。 (7 人のユーザが レビュー&コメント投稿 を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)