Re: おぶさりてい

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ある村に、仲良しの百姓夫婦が住んでいた。この亭主はひどく臆病者で、夜中に一人で小便に行くことすらできなかった。 女房は亭主の臆病を治してあげようと、夕顔の花が化け物の正...…全文を見る

Re: おぶさりてい

投稿者:Perenna 投稿日時 2018/12/18 0:13
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この昔話は、「南蒲原郡昔話集」(昭和18年)に収録されている「バロンの化物」が、どうやら元ネタらしいです。(コマ番号61/112)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062595/61?tocOpened=1

化け物の大入道が「バロン、バロン」としきりに鳴くので、怖いもの知らずの父ッつァまが「さぁ負(ば)ろんなら負(ば)りれ」と言って、背中におぶって家まで戻ってくると、化け物は翌朝には金銀になっていたという話です。
カケスさんがおっしゃっているように「バロン」とは、新潟弁で「おぶさりたい」という意味らしいですね。
「雨んぶちおばけ」とも確かに話が似ていますが、このふたつの昔話がどのような関係にあるのか気になるところですね。
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