Re: 大工と鬼六
投稿者:yassan 投稿日時 2016/2/21 13:55
ginchan 様
マップを岩手県胆沢郡金ケ崎町にしました。ご指摘のとおり、このお話は岩手県胆沢郡のものが最も古いようです。
「大工と鬼六」は、佐々木喜善の『聴耳草紙』に収められた岩手県胆沢郡の話がもっとも古く、その後、岩手のこの例話のほか、山形、福島、岡山からも報告されていますが、日本に類話のすくない、きわめてめずらしい話です。(日本民話の会(高津美保子)『ガイドブック 日本の民話』講談社、1991、135頁)
ただ、以前のmitsuzakuraさんの投稿にあるとおり、このお話は北欧民話の翻案とする説が一般的なようです。