埼玉県(特に秩父地方)では、狼信仰が盛んです。
原作は別にあり、埼玉県で根付いたものと思います。
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狼信仰とは
奥多摩や秩父を中心に狼信仰の神社が全国的に存在します。
御利益としては、火難・盗難除け、安産など。狼が火を嫌うことから火難、子どもを沢山産むことから安産などの御利益があるとも言われています。
また、今からおよそ百年前、狼が山に生息していた時代は、田畑を荒らす鹿や猪を狼が食べてくれていたことから豊穣の神様として敬い、身近な存在であったことから「お犬さま」と呼んで慕っていました。その反面、子どもや女性が食べられてしまうなど、恐ろしさも抱きながら、当時の人々は共存していたようです。
それは、地域の民話や伝承、狼が絶滅してしまった今も伝わる農村部の人々の暮らしに根付く信仰心、現在にも細々と存在し続ける狼信仰の存在から知ることが出来ます。
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