Re: 猫山の話

猫山の話 についてのコメント&レビュー投稿
昔周防の国の大きな屋敷に、両親から離れて年季奉公に来ているお梅という娘がおりました。独りぼっちのお梅は、首に鈴を結んだ一匹の猫を「鈴」と呼んで、それはそれは可愛がってお...…全文を見る

Re: 猫山の話

投稿者:鬼喜來のさっと 投稿日時 2015/12/10 23:32
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この「猫山の話」は、昭和九年に『旅と傳説』という民俗雑誌で紹介された昔話で、宮本常一編著『周防大島昔話集』(瀬戸内出版)収録の「猫山の話」の最後の脚注に、「母にきく。猫についての俗信は昔話研究一巻十二号に発表。東和町長崎。」とあるので、旧大島郡東和町長崎、現在の山口県周防大島町大字西方の長崎地区に伝わった話ですね。
ちなみにこの話に登場する「九州のいなば山」とは、猫の王が棲むと伝えられる熊本県阿蘇連山の根古岳(猫岳)のことであろうと考えられてます。
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