Re: 石神さま お話の歴史的背景の類推

石神さま についてのコメント&レビュー投稿
愛媛県吉田町の西、犬尾山(いぬおさん)の中腹にある石神さまは、魔よけの神様として親しまれており、それにはこんな謂れがある。 ある時、吉田の町に奇妙な噂が立った。それは、...…全文を見る

Re: 石神さま お話の歴史的背景の類推

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/10/30 13:38
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お話にある「川平の山寺」の川平 地名は東蓮寺ダム南側にあります。
現在、東蓮寺という寺は現存せず(web上のみ不明ということです)、廃寺になったのはこの寺かとも思えます。
近くには大楽寺という、浄土真宗のお寺もあります。阿弥陀信仰ですので、お話の終盤に「なんまいだ~なんまいだ~、コケても命があるように。」と呪文を唱えるシーンがあるのも符号します。
大楽寺は戦国時代に城として、川平を含む喜佐方村一帯を治めた領主宇都宮氏が居住していたようです。
大友氏との壮絶な戦場にもなったかもしれず、また その時の死者が川平の山寺に葬られていたのかも知れません。お話の幽霊や魔物はこれらの御霊の障りを信じたものかとも思います。
喜佐方村の一部だった、法花津湾に面した花浦 筋浦 辺りから、敵の襲来が判明すれば、ただちに火山城で狼煙が上がり、兵士達が詳細な情報知らせる為に山を駆けているシーンがうかびます。そして大楽寺の金仙城から川平辺りを抜けて、犬尾山城の西園寺氏配下仲間の土井氏に連絡を伝えていたものと思います。
犬尾山城の麓に犬日神社があります。調べた限り不明のことばかりですが、土井氏が犬尾山城を築城するよりも以前から、犬尾(犬日)山を信仰されていた可能性があります。石神様 というご神名からも 古い形態の磐座信仰が色濃く残っていたように思うのです。
(なお、吉田町は古式ゆかしいお祭りが沢山残っている貴重な地域です。これからも絶やさず残って欲しいと願っています。)
石神様は、古い信仰の神様でもありますが、宇都宮氏を助けようとと援軍を出していた 名将 土井氏自身のの面影がお話に反映されたようにも感じられてなりませんでした。
石神様 のお話と宇和島市吉田町地域を調べた感想でした。
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