Re: 亀になった男

亀になった男 についてのコメント&レビュー投稿
飲んだくれの亭主に虐げられる嫁がある時ついに家を飛び出し、辿り付いた村で匿ってもらった家の男と一緒に暮らし始める。 一方、嫁に出て行かれた亭主はその後改心して、あちこち...…全文を見る

Re: 亀になった男

投稿者:ゲスト 投稿日時 2015/7/2 22:26
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この昔話は「海幸彦・山幸彦」の説話との類似です。

兄の海幸彦の針を無くした山幸彦が海岸で泣いていると、塩椎の神がやってきて小船を与え、これに乗れという告げられます(書紀では目の無い籠に入れて海底に沈める)。
また、豊玉姫が八尋和邇(海亀)の姿になって出産した。豊玉姫は夫が覗き見した事を知って、本当の姿を見られたのを恥ずかしく思って、そのまま御子を置いて、海津見の宮帰ってしまう。

# 夫と妻が逆転しているが、豊玉姫がワニ(海亀)になって出産している。
# 夫は籠の中に入ったが、山幸彦も籠に入って(海亀に乗って)海津見の宮に行った。
# 太占(ふとまに=古代の占いの方法)に用いる海亀の甲羅をワニと呼んでいる。
# 「辿り付いた村で匿ってもらった家の男と一緒に暮らし始める。」は、
海津見の宮の父神の大海津見神の元へと帰った話の類型。

かなり話にお酒のことなど入り原型が変わっていますが、上記のように思われます。
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