Re: もちの白鳥
投稿者:クラフト 投稿日時 2012/12/21 20:30
使用人たちが作った餅には、彼らの魂が
こもっていました。
手間暇かけて作った餅を娘に踏ませる
愚かな主人と何の躊躇いもなく餅を踏んで歩いていく
娘の姿を見て、
使用人たちの怒りが爆発した時、
餅が白鳥に姿を変え
娘の婚礼をめちゃくちゃにしたのです。
娘はどうしたのでしょうね。
食べ物を平気で踏んで歩いていくことを
やらかして
相手の家族に悪い印象を与えたはずですから
結婚は取り消されたでしょう。
愚かな主人も事件を機に何もかも失い
父娘は孤独で路頭に迷う一生を送ったに
ちがいありません。