Re: もちの白鳥

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昔、富山の下立(おりたて)村にどえらい長者がいた。 何百反もの田畑に米蔵酒蔵宝の蔵を七つづつ持ち、何十頭もの牛や馬、それに何百人もの使用人を使って、城のような屋敷に住ん...…全文を見る

Re: もちの白鳥

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/12/22 23:39
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この昔話は、角川書店の「長者への夢・日本の民話5」にも収録されています。
「越中の国(富山県)、下立(おりたて)に、粕塚(かすつか)という山里がある。むかし、黒部川の清流が山脚を洗うこの粕塚に、粕塚長者と呼ばれる大分限者がいた。」という書き出しで始まっています。
粕塚という地名は、現在ピンが立っているところから少し東に行ったところにありますね。
また、長者の娘が嫁いだところは、「椚山(くぬぎやま)の坂東長者」とも書かれています。
椚山は下新川郡入善町にある地名ですが、粕塚長者の屋敷からなんと八キロ余りもの距離があったそうです!
仏教説話で、祇園精舎の敷地内に金貨を敷き詰めようとした長者の話がありますが、八キロの道のりに鏡餅を実際に敷き詰めたら、いったいどのぐらいの予算とお米が必要になるのでしょうかね?
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