Re: きつね女房

きつね女房 についてのコメント&レビュー投稿
ある山里に成信という若者が一人で住んでいた。 ある年の夏、成信が田んぼで仕事をしていると一人の娘が通りかかり、倒れ込んでしまった。 成信は家に連れて娘を介抱した。2、3日経...…全文を見る

Re: きつね女房

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/11/21 0:24
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この昔話の出典は、角川書店の「動物の世界・日本の民話1」らしいですね。
「きつね女房の田植え」という題名です。
「三河一宮の村里に、気の優しいひとり者の百姓がいた。男の名を成信(なりのぶ)といった。貧しかったので嫁に来てくれる娘もいなかった。」という書き出しで始まっています。
この本には、赤ん坊を抱いた男性のイラストも描かれていますが、アニメの成信とそっくりです!
また、昭和12年に出版された「愛知県伝説集」には、「人に化けた狐」(宝飯郡)という題名で同じ昔話が収録されています。(コマ番号150/207)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1461596

「一宮の西原から成信の橋を渡って、梵地ヶ池の辺を通り、城戸に行く途中の小丘に成信といふ百姓が住んでいた。」と書かれています。

「宝飯郡、梵地ヶ池」で検索してみると、以下のブログ記事を見つけました。
https://blog.goo.ne.jp/kourei-flow/e/a409f300234e61a288581d2c7e8811d5

梵地ヶ池は、「愛知県宝飯郡一宮町大木字山ノ奥」に実在する池だと書かれています。
現在の地名では、愛知県豊川市大木町山ノ奥となっています。
おそらく、成信一家が住んでいた山里は、現在では陸上自衛隊日吉原演習場となっている場所なのではないかと思われます。
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