榛名と駿河に山づくりが好きな大男が住んでいた。
武蔵の国で出会った二人は、ライバル心から山づくり競争を始める。
榛名の大男は大山(榛名山、はるなさん)を作るが、あと一モッコ分をもういいだろうと置かなかった。ところが駿河の大男が作った山は、さらに高くて美しい山(富士山)だった。
負けた榛名の大男の涙はすり鉢池となり、置かなかった一モッコの土砂は一モッコ山となった。
(投稿者: hiro 投稿日時 2012-1-7 11:46 )
ナレーション | 市原悦子 |
出典 | 上州の伝説(角川書店刊)より |
出典詳細 | 上州の伝説(日本の伝説27),宮川ひろ,角川書店,1978年2年10日,原題「一モッコ山の由来」 |
場所について | 榛名山(はるなさん) |
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