昔々、日照りが長く続き作物は枯れ、病気が流行り多くの人が死んだ。
そんな中、一人の医者が病気にかかって死んだ。三途の川を渡り、極楽へ行くか地獄へ行くか、閻魔大王に決められる。閻魔帳によると、この医者はヤブ医者だったため、地獄行きとなった。
次に閻魔大王の前に現れたのは、山伏。この山伏も、人々から金を巻き上げていたため地獄行きに。最後に鍛冶屋がやってきたが、できの悪い道具ばかりを作っていたため、地獄行きとなった。
こうして三人は地獄へ行くが、剣の山も、釜ゆでも易々と回避してしまい、怒った閻魔大王が三人を飲み込むものの、医者が下し薬を使い、三人は閻魔大王の尻から脱出する。
呆れた閻魔大王は、三人を地上(娑婆)へと返し、その後三人は、いつまでも仲良く暮らしたそうだ。
(投稿者: 十畳 投稿日時 2011-11-23 16:57 )
ナレーション | 市原悦子 |
出典 | (表記なし) |
DVD情報 | DVD-BOX第6集(DVD第28巻) |
本の情報 | サラ文庫まんが日本昔ばなし第11巻-第055話(発刊日:1977年1月10日)/童音社BOX絵本_第43巻(発刊日不明:1970~1980年頃)/二見書房まんが日本昔ばなし第12巻-第46話(発刊日:2006年7月18日)/講談社テレビ名作えほん第025巻(発刊日:1978年4月) |
サラ文庫の絵本より | 絵本巻頭の解説には地名の明記はない |
童音社の絵本より | 絵本巻頭の解説(民話研究家 萩坂昇)によると「埼玉県の昔ばなし」 |
講談社の300より | 書籍には地名の明記はない |
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