北国での話。
子ども達が村のお堂の前で遊んでいると、突然風が吹き、大きな子どもがやって来た。その子は村の子ども達に柿や栗のたくさんなっている山に連れて行ってやると言う。
子ども達は山でお腹一杯になるまで柿や栗を食べて遊んでいたが、突然その子が用があるので、お前達は自分で家に帰れと言って姿を消してしまう。
困った子ども達が山をさまよい歩いていると家の明かりが見えた。そこには風の神の親が住んでいて、先ほどの大きな子どもは南風のあにゃあ(兄)だったという。
子ども達はそこでご馳走になり、北風の神(弟)に村に送ってもらう。村では心配した大人達が心配して待っていた。
(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 14:41 )
ナレーション | 常田富士男 |
出典 | (表記なし) |
本の情報 | サラ文庫まんが日本昔ばなし第2巻-第010話(発刊日:1976年5月31日)/二見書房まんが日本昔ばなし第3巻-第11話(発刊日:2005年11月14日)/講談社テレビ名作えほん第018巻(発刊日:1977年12月) |
サラ文庫の絵本より | 絵本巻頭の解説によると「上越地方の昔ばなし」 |
レコードの解説より | LPレコードの解説によると「上越地方の昔ばなし」 |
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