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No.0039
かぜのかみとこども
風の神とこども
高ヒット
放送回:0022-A  放送日:1976年03月06日(昭和51年03月06日)
演出:まるふしろう  文芸:沖島勲  美術:稲場富恵(アートノア)  作画:スタジオアロー
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あらすじ

北国での話。

子ども達が村のお堂の前で遊んでいると、突然風が吹き、大きな子どもがやって来た。その子は村の子ども達に柿や栗のたくさんなっている山に連れて行ってやると言う。

子ども達は山でお腹一杯になるまで柿や栗を食べて遊んでいたが、突然その子が用があるので、お前達は自分で家に帰れと言って姿を消してしまう。

困った子ども達が山をさまよい歩いていると家の明かりが見えた。そこには風の神の親が住んでいて、先ほどの大きな子どもは南風のあにゃあ(兄)だったという。

子ども達はそこでご馳走になり、北風の神(弟)に村に送ってもらう。村では心配した大人達が心配して待っていた。 

(稿: 蔵人 本掲載日2012-8-14 14:41 )


ナレーション常田富士男
出典(表記なし)
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追加情報
本の情報サラ文庫まんが日本昔ばなし第2巻-第010話(発刊日:1976年5月31日)/二見書房まんが日本昔ばなし第3巻-第11話(発刊日:2005年11月14日)/講談社テレビ名作えほん第018巻(発刊日:1977年12月)
サラ文庫の絵本より絵本巻頭の解説によると「上越地方の昔ばなし」
レコードの解説よりLPレコードの解説によると「上越地方の昔ばなし」
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※掲載情報は 2012/8/14 14:42 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
6件表示 (全6件)
Perenna  投稿日時 2020/9/22 23:07
この昔話と同じ話は、未来社の「越後の民話・第二集」にも収録されています。
題名は同じく「風の神と子ども」(小千谷市朝日)です。
風の神の兄弟については、その親であるばあさんの言葉として次のように書かれています。
「その男は、おらどこの、よくなしの(きかんぼうの)おじ(弟)の南風で、ほんね、気まぐれの子だ。おらは、風の神の親どんだ。あんにゃ(兄)の北風てがんに(というのは)、ねら(お前たち)を送らせるすけ、あじことはねえ(しんぱいするな)」
この本の初版は昭和53年ですので、アニメよりも後になっています。
ほんとうの出典やもとになった話は、べつの本に書かれているのかもしれませんね。
ゲスト  投稿日時 2019/3/18 21:09
北風だから、北から南にしか行けず、村に送り届けられないのかな?だから、北風が送っていったのか?面白い
はなののののはな  投稿日時 2018/8/5 14:22
私も又三郎をちょっと連想しました。
みずきいろ  投稿日時 2015/3/20 18:42
私が、一番大がつくほど好きな話です。でも、本当は、「知らない人には、ついて行っては駄目。」という話ですけど、南風が、すごく可愛いキャラクターなので、子供達に「わらしっこ」と言って笑う所が癒やされます。あと、婆様や、子供達を村に送った北風も好きです。
もみじ  投稿日時 2012/12/5 0:25
神様の気まぐれってやつですね…。(;´Д`)神様、そんな無責任な…。
これぞまさに神隠しです(・ω・;)

風の神の子と子どもで連想すると、宮沢賢治の「風の又三郎」がありますね。
北国の話だというし、風の神の子が遊びに来るというこんな民話が創作のなにか下敷きにでもなったのでしょうか…。
亜  投稿日時 2012/12/4 11:21
最高です。まんが日本昔ばなし の雰囲気の象徴的な作品でしょう。特に教育的とかなんとかがあるわけではなく、ただ見て、感じればよい作品なのだと思います。
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