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No.1046
やまぶしごんだゆう
山伏ごんだゆう

放送回:0660-A  放送日:1988年07月30日(昭和63年07月30日)
演出:こはなわためお  文芸:沖島勲  美術:小出英男  作画:柏木郷子
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あらすじ

昔、ごんだゆうという山伏が修行のため日光へ向かっていた。

街道を歩いていたごんだゆうは、お腹が空いたので茶店に立ち寄ることにした。ごんだゆうは茶店のお婆さんに何か食べさせてほしいと頼んだが、彼の不潔な身なりを見たお婆さんは頼みを断り店の奥へ入っていった。

お婆さんの素気無い態度に、ごんだゆうは力が抜けてしまい、やっとこさ縁台に座った。しばらくすると旅姿のふたりの侍が来て、お婆さんにうどんを食べさせてほしいと頼んだ。お婆さんは、侍たちの清潔な身なりを見て頼みを聞き入れ、早速うどんの準備を始めた。その様子を見たごんだゆうは、人を見た目だけで差別するお婆さんの態度に腹を立てた。

お婆さんはうどんを打ち、大鍋に沢山の水を入れ沸かしたが、不思議なことにどんなに釜戸に薪をくべても湯が沸かなかった。やがて侍たちは、うどんが出来ないことに腹を立てて店を出てしまった。

お婆さんが困り果てていると、ごんだゆうが来て「自分が法をかけたから湯が沸かなかったのだ。人を見た目だけで差別し商売するようだったら、湯はいつまで経っても沸かない。」と言ってお婆さんを叱った。

お婆さんがごんだゆうに謝ると、どんなに薪をくべても沸かなかった湯が一気に沸きあがった。ようやくごんだゆうは食事にありつけることができ、再び日光への旅を続けるのだった。

これを機にお婆さんは、人を見た目だけで差別して商売をすることをしなくなった。

(投稿者: Kotono Rena 投稿日時 2013-10-31 0:29) 


ナレーション市原悦子
出典栃木のむかし話(日本標準刊)より
出典詳細栃木のむかし話(各県のむかし話),野民俗研究会,日本標準,1977年09月01日,原題「山伏ごんだゆう」,採録地「小山市」,再話「山中清次」
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※掲載情報は 2013/10/31 1:43 時点のものです。内容(あらすじ・地図情報・その他)が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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コメント一覧
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ゲスト  投稿日時 2013/8/7 15:01
ドンキとか関係ない。(笑)

人を見た目で判断して、人は喜ばない。うどん食べるにしっかりし-た格好するなんてあほくさいやん(笑)婆さんのゆってることが正しいと思うひとは変わってる。逆の立場にしたら腹立つでしょうね(´・ω・`)*

この山伏、なぜか和田勉を連想させますねw?
マルコ  投稿日時 2013/2/15 22:09
このお話の時代はきっと江戸時代でしょうね。なぜかというと、「山伏が日光へ修行しに行く。」「日光へ行く途中で侍に出会う。」って、このお話で語られていたので・・・。おそらく、このお話の舞台は「栃木県内で日光に行く途中」おそらく、「日光街道」の途中でしょう!!
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