万吉や首はずせ についてのコメント&レビュー投稿
昔、ある村に桶屋の万吉という男が住んでいました。万吉は物心ついた頃から自分の力で立派な家を建るという夢があり、せっせと働いてお金を貯めていました。幼い頃に聞いた「二十年...…
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投稿者:とし 投稿日時 2012/5/16 1:31
「万吉や首はずせ」は宮城県の話だそうですが、出典となる本は何でしょうか。
投稿者:beniko 投稿日時 2012/5/16 23:10
タイトル部分に明記がない以上、誰も「この本が出典元です!」と明言はできないでしょう。そもそも本が出典であるのかすらわからないです。(取材時に得た話かもしれないし、市報や会報などに載った話かもしれない)
それこそアニメ制作にかかわった人(演出家さんとか?)しか知らない情報です。
今、私は明記にあるお話の出典本をリスト化しようと、各民話の本を乱読しています。もしその中で似たようなお話が掲載されていれば、このサイト内に明記いたしますね。
ただし、あくまで「予測の出典本」もしくは「類話の掲載がある本」という事での紹介となります。
※アニメタイトルに明記が無い以上、書籍名を特定&限定する事は不可能です。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/5/10 9:18
家は大名から百姓まで全部将軍家からの賃貸だった江戸時代に、マイホームは山奥に自力で庵を結ぶとかでもない限りあり得なかったわけだし、当時は火事だらけの木造建築時代で、一度や二度家が全壊したところですぐ建て直すのが簡単だった時代。
ということは、多分これは庶民が金貯めてマイホームを持ち出した高度経済成長期に作られた怖い話が、伝わるうちに昔話になってしまった例だよね。
ある意味生きたフォークロアの流れを感じる。
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/5/12 15:18
母ちゃん⁉ わしはキリギリスか!
投稿者:ゲスト 投稿日時 2016/6/13 21:08
たった柱一本であの結末…。
ちょっと厳しすぎる気が…。
投稿者:ラメント 投稿日時 2016/6/16 13:41
墓の柱を使って家を建てるのはダメでしょう。
家を建てる前にいろいろ見積もりをしなかったのかなぁと
現代の感覚で考えてしまいます。
投稿者:猫坂 投稿日時 2020/3/13 1:19
この話は、宮城県栗原の栗駒にあった『姫松村』(現在の一迫あたり)に伝わる話です。
伝承なので出典する本は無く、宮城懸史に概要が掲載されているのみです。(宮城懸史21巻)
元の話は、万吉は柱を盗んではおらず、お金を貯めて家を持った時に新築の家の梁あたりから『万吉や苦しいから首はずせ…』と聞こえてきて眠れないので祈祷師に頼んだら逆さ柱だったので、建て直して拝んだらおさまったという話を脚本家さんが脚色して教訓ある良い話にしたのだとおもいます。
ちなみにお話は江戸時代の話ではないとおもいます。(少なくとも大正から昭和30年前の話だと推測されます)