だんだらぼっち についてのコメント&レビュー投稿
昔、志摩半島の村の沖合にある大王島(だいおうじま)に、だんだらぼっちという一つ目の大男がいました。 だんだらぼっちはたいへん力の強い大男で、いつも村の漁師たちが捕った魚...…全文を見る

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投稿者:マルコ 投稿日時 2012/4/21 14:32
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汐文社の『全国妖怪スポット』に詳しい情報が載ってました~。
大王島の写真もあったけど・・・予想していたのとぜんぜん違った・・・。巨人が暮らしていけるほどの大きな島かと思いきや・・・ほんとにここ大王島?こんな小さい岩の上に
ダンダラボッチ居たの?っと感じでした・・・。
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投稿者:匿名希望。 投稿日時 2014/3/21 12:49
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リメイク版よりも、フクハラさんが担当した旧作が超大好き!
投票数:31 平均点:10.00

投稿者:だんだらぼっち 投稿日時 2016/2/14 19:11
三重のおはなし 大王町 だんだらぼっち ダンダラボッチ
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/minwa/sima/daioh/index.htm
大王崎の先に浮かぶ大王島にはダンダラボッチという巨人が住んでいました。
大王町ではこの巨人を追い払うためにはじまったわらじ祭が、今も行われています。

三重のむかしばなし ダンダラボッチ ―大王町波切―
https://www.kankomie.or.jp/mMukashi/detail/puzzle/dandara.html
投票数:33 平均点:10.00

投稿者:だんだらぼっち 投稿日時 2016/2/14 19:27
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三重のおはなし 志摩町 ダンダラボーシの足あと だんらだぼーしのあしあと
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/minwa/sima/sima/index.htm
和具の沖に浮かぶふたつの島は、ダンダラボーシが運んできたといわれています。
このほかにも、この地には、ダンダラボーシのいたずらのあとがいろいろ残っているそうです。
投票数:32 平均点:10.00

投稿者:だんだらぼっち 投稿日時 2016/2/16 1:37
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ダンダラボッチの民話

このダンダラボッチ、その昔、熊野に住んでおり、そこで悪さをしでかしたのか熊野の神様、八大龍王に追われ、この波切の先の島、大王島に移り住んできたそうじゃ。

さて、困り果てた村の衆は、産土神の韋夜神さま(いやのかみ)に助けを請うた。

韋夜神様は二人の男と一人の娘を使わされたそうな。

あるとき、ダンダラボッチが里に下りてくると、娘が大きな筵を編んでおった。「それは何じゃ」とダンダラボッチが娘に尋ねると、「千人力の村主が履く草鞋じゃ」と答えた。さらに先に進むと、大きな竹篭が於いてあったそうな。実はこの竹篭、魚を入れる大きな魚籠であったわけじゃが、不思議に思ったダンダラボッチは、村人に「あれは何じゃ」と尋ねた。 すると村人は、あれは「千人力の村主の煙草入れじゃ」と答えた。今度は、大きな布みたいなものが干してある。実は、小魚を捕る大きな網だったわけじゃが、またダンダラボッチは村人に「あれは何じゃ」と尋ねて見ることにした。すると村人は「千人力の村主の褌じゃ」と答えた。

自分より大きな大男が里にいては今まで悪さをしてきたダンダラボッチはどんな罰を受けるかも知れない。あわてたダンダラボッチは一目さんに退散し逃げていったそうな。

逃げていった先は桑名とも言われているそうな。

さて、この村人と娘、実は韋夜神の化身だったそうじゃ。村人は、ダンダラボッチが戻って来ない様、毎年九月の申の日に大きな草鞋を流し、波切には千人力の大きな大男がいるぞと脅したそうな。これがわらじ祭りの始まりだそうじゃ。

このダンダラボッチ、波切で悪さをしでかした名残が、港の入り口にある、烏帽子岩。うんこだそうじゃ。また、大きな足跡を残し、港の魚市場付近には足跡の付いた岩があったそうな。

※脅す道具は口伝のため、色々なバリエーションがあります。

※また、大王島を「韋夜が島」と言う記述もありますが、「韋夜が島」の場所は現在の大王島より岸寄りにあったテーブル状の岩とも言われています。周囲の民話、ダンダラボッチが登場する地名には必ず地名に「大」が付き、「大王」は怖い物、海の難所と言う意味があります。

http://www.warajimatsuri.jp/minwa/index.html
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投稿者:だんだらぼっち 投稿日時 2016/2/16 1:49
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ダンダラボッチの正体を探る

民話の成り立ち

前半は出雲の熊野、後半は紀州熊野の信仰祭りその物は、熊野の祭りであるため、古くから存在していた物と思われます。 元々は2つの話があり、1つは山や谷を作った話、もう一つはわらじの話です。 前者は単純に和魂で出雲国風土記などに見られる話しですが、悪さをする辺りの話からは、一つ目の話が加わるため、平安時代の比叡山における信仰が加わった物と見られます。

伝承の有る場所には必ず石神様もしくは韋夜神が祀られています。

天狗山の民話と島津国造出雲笠夜命

ここで、出雲の伝説を御紹介します。

その昔、出雲山中で炭焼きを行っていた人たちがいました。のちに炭焼きの木を求め、熊野の神様と供に木の国、つまり現在の紀州に移り住んできた人たちです。波切神社とその周囲の神社には元熊野の神様たちを多く祀っています。物語はその昔、出雲の国の炭焼き小屋から始まります。

八束水臣津野命(又は仁王)はある夜、炭焼き小屋の庭先で眠りこんでしまいました。 八束水臣津野命は巨大な大男で、庭先に巨大な足があることに驚いた炭焼き小屋の住人はその片足を切り落としてしまいます。 それまで、山や森などを作っていた八束水臣津野命は荒れに荒れ、人を浚うなどの悪さをする神様に変貌してしまいます。そこで村人は八束水臣津野命の足が付いた草鞋を掲げます。(脅しなのか、返すのかは不明ですが) ある夜、村にひょっこり行者が現れ、その足は俺の足だと言って持ち帰ってしまいました。これ以降、八束水臣津野命により、村が荒らされることが無くなったそうです。 その持ち帰った行者つまり、化身した八束水臣津野命は、天狗山(熊野山)に住む天狗だと言われ、以後、天狗山に祠を作り祀ることとなります。 これが出雲にある熊野大社の始まりで、天狗は「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命」として祀られ、後に、本居宣長により素戔嗚尊と同一神とされてしまいます。 また、意宇(おう)と言う地名は、八束水臣津野命が呼びかけに対し「おう」と答えたことに由来するそうで、後に、意宇の土地に熊野大社の相伴の宮として揖屋神社(言屋社)、真名井神社、神魂神社、八重垣神社が建立されました。 そして、それを祀っていたのが出雲国造、出雲笠屋命。つまり志摩国を建国した人であったというわけです。

櫛御気野命と同一神が、闇淤加美神。波切神社では韋夜神になり、横山石上神社や、片田の石神さんなど市内の至る所で、水神様として祭られています。蛇体(髭の無い龍)の神様で人の形になると阿遅志貴高日子根神(賀茂大神・九鬼氏の神様)になります。

志摩の民話では片足の由縁と草鞋の由縁の部分に相当します。 この伝説は、出雲にある熊野大社の大元、天狗山にまつわるお話で、出雲の八雲町に伝えられている民話です。 作られた時代は不明とされ、話が広まったのは戦国時代、尼子氏の時代だとも言われています。民話は幾つかバリエーションがあり、八束水臣津野命を仁王様としている物や出雲国風土記にあわせている物などがあります。八雲町では仁王様に合わせた話を公開しています。 本来は、天狗山の名前の由来ともなった話なので、仁王様ではなく天狗の様ですが、他の熊野社でも草鞋を奉納しているため時代の変遷で、八束水臣津野命もしくはその他の神様から鎌倉時代付近で天狗、近年に仁王と移り変わったのかも知れません。 出雲の熊野大社は元熊野と呼ばれ、現在、紀州にある熊野大社の元となった物と言われています。

平安時代以前 

島津国造出雲笠屋命の信仰が入っていた時代です。その名残が、石神さん、韋夜神です。

ダンダラボッチが両足、両目のある時代で、島や岩を作った民話が広範囲に残されています。

魚切などの地名は飛鳥時代にはありましたので、かなり古くから出雲と志摩は往来があったようです。

志摩市のかなりの地名が出雲の地名と同じか酷似しているのもその影響の様です。

この地名が酷似している場所と伊雑宮周辺から波切、片田、立神に至る七本鮫のルートとがほぼ一致していることも特徴です。

http://www.warajimatsuri.jp/minwa/index.html
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投稿者:ゲスト 投稿日時 2018/4/14 21:57
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福原さんのだんだらぼっちは小華和さんのより話が分かりやすい。
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