媛女渕の河童 についてのコメント&レビュー投稿
昔、肥後の稗方(ひえがた)に、仙太(せんた)という馬喰(ばくろう、馬の売買をする人)が住んでいました。仙太の妻が死んでからは、朝夕に妻の仏壇にご飯をお供えしては手を合わ...…全文を見る

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投稿者:araya 投稿日時 2012/1/18 20:51
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下記のサイトに「媛女渕の河童」についての報告があり、そちらによると、媛女渕は「熊本県菊池市隈府に菊池高校がある。同校の近くに媛女淵(ひめじょぶち)という淵があった」とのこと。
http://www.tanteifile.com/onryo/kaiki/2010/06/14_01/index.html

下記の国土地理院の地図から、菊池高校近所の河川で段差のある部分を確認しました。恐らく、そちらが媛女渕のあったポイントかと思われます。近辺に河童にまつわる石碑があれば確定でしょうが、後は地元の方からの情報待ちとしたいと思います。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=130.80688194445&latitude=32.98601657456

グーグルマップ : http://g.co/maps/xg95c (地図は推測)

なお、原作については不明ですが、『日本の民話7』(松谷・瀬川,角川書店)や『松谷みよ子のむかしむかし6』(松谷みよ子,講談社)に「肥後のがわっば」という民話が所収されており、媛女渕の名はありませんでしたが、仏壇のゴハンを額につけて河童と相撲を取るくだりがあります。もしかしたら「なばの泣きぜき」と同じく『熊本の伝説』(日本標準)が原作かもしれませんので、機会があればご確認いただければと思います。
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投稿者:beniko 投稿日時 2012/1/18 21:46
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何と菊池のワイフとな。うむうむ、図書館に行った時に調べてみます。紅子は、菊池に米を買いにいくので、近くに行った時にでも地元の人に聞いてみます。
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投稿者:beniko 投稿日時 2012/1/25 23:47
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このお話に出てくる媛女渕 が、この淵(媛女淵?姫女淵?漢字不明)かどうか確信はありませんが、 近くに行ったので写真撮ってきました。
この淵は奥の方が少し深くなっているようで、緑色が濃かったです。淵のある迫間川は菊池川水系で、菊池高校の裏の崖下を流れています。私が行った時の水量は多くなかったですが、川幅もそんなに広くないです。昔も今も、迫間川のこの辺りで夏に子供たちが水遊びをするそうですが、昔はまだ水量が多くて川そのものが深かったそうです。
地元の人に話を聞いたら、この媛女淵は水遊びできる場所の一つですが、奥が深くて水の流れが渦巻いているので、子供のころはちょっと怖かったので、もう少し川下の方の淵で水遊びをしてたそうです。

たまたま同じ名前の媛女淵なのか、本当にこのお話の媛女淵なのか、まだ確証はありません。リサーチをぼちぼち続けますが、何か知っている方がいれば教えて下さい。

追記:まんが日本昔ばなしの書籍で確認したところ、この場所で間違いないようです。(2012年1月26日)
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