北海道でヒシが生えているのは塘路湖(とうろこ)だけということもあり、アイヌでは菱の実祭り(ペカンペ・カムイノミ)という祭事も執り行われています。だから「トーロコのペカンベ」も「塘路湖の菱の実」って意味になりますね(^-^)。余談ですが、ヒシの実を正確にはアイヌ語で「ペカンペ」と言いますが、ペカンベとかベカンベなどサイトでもいろいろあがってますので、ここは不問ということで♪
それと、当時の毎日新聞の番組紹介を見ますと写真にある通りですが、そのままでは塘路湖のペカンベとの接点がありませんので、酋長が若者を戒めるために塘路湖のペカンベの話をしたと思われます。ただ、ペカンベの話で有名なのは阿寒湖のマリモの由来に関するものですので、教訓話とするには今一つ。もしかしたら、あまり知られていない別の話もあるかもしれませんので、ストーリーについては今後も調査を続けたいと思います。
「ペカンペ・カムイノミ」の様子
http://www.youtube.com/watch?v=cHYuf3naXkAhttp://www.youtube.com/watch?v=xY1QUwKSs7s