十六人谷 についてのコメント&レビュー投稿
若い時の弥助(やすけ)は、木こりでした。 ある時、見知らぬ女が弥助の所へ「明日、谷にある柳を切らないで下さい」と、頼みにやってきました。仲間の通夜に参列してすっかり酔っ...…全文を見る

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投稿者:Perenna 投稿日時 2020/12/19 5:46
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今、角川書店の「日本の民話」シリーズを読んでいます。
どうやら、角川書店の民話や昔話というのは、意図的に改作したり、創作したものが多いみたいですね。
再話者の松谷みよ子や瀬川拓男、清水真弓(辺見じゅん)といった人たちは、あとがきや解説を読むと、昭和40年代に流行っていたプロレタリア文学や共産主義的歴史観に、どっぷりとハマっていたらしいです(苦笑)
こういう民話や昔話の意図的な見方って、なんだかおかしいですし、ナンセンスに思えませんか?
この「十六人谷」の昔話も、本来は「越中の民話・第一集」に収録されているような、単純な話が元になっていたのではないかと思われます。
それを辺見じゅんが改作したり、いろいろと付け加えて、怪談的な創作をしただけなのではないでしょうか?
とにかく、松谷みよ子、瀬川拓男、清水真弓(辺見じゅん)といった、当時の新進気鋭の作家たちの昔話や民話に対する見方や見解や採集や編集方針に関しては、いささか疑問や不自然や違和感といったものを感じます。
未来社の民話シリーズのような地元の住民の語った、素朴な昔話や民話のほうが、より自然でほほえましく、民話や昔話らしく思えたりします。
角川書店の民話シリーズは、意図的で作為的な昔話や民話を集録しているので、かなり不自然な感じがして、ずいぶんと変に思えたりしますね(笑)
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投稿者:Perenna 投稿日時 2021/7/17 23:36
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このアニメの出典となった「日本の伝説24・富山の伝説」には次のように書かれています。
「黒薙温泉のさらに奥の北又谷に十六人谷とよばれる所がある。音沢や、朝日町羽入のきこりくらいしか行かなかったところで、そうとう山に詳しい人でなければ行くことはできない。昔、この谷に十六人のきこりとひとりの飯たきの老人が入り、きこりたちが大きな柳の木を倒した晩、老人がふと目をさますと、若い女が小屋の中に立っていた。その女は十六人のきこりひとりひとりの寝顔に、ふっと息をかけて立ち去っていった。翌朝、老人がよく見ると十六人のきこりたちはひとり残らず死んでいた」

この本の前編の「富山伝説散歩」には、以上のように紹介されています。
後編の「富山伝説十五選」は、辺見じゅんが文章を担当していますが、アニメと同じストーリーになっています。
地元にほんらい伝わる話はきこりの話で、柳の木の精とか雪女的なものだったらしいです。
舌を抜かれたというのは、下新川郡に伝わる民話「十三人の炭焼き」です。
辺見じゅんはやはり、この昔話について混同しているのか、創作や改作をしているみたいですね。
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