三途の川の婆さ後家入り についてのコメント&レビュー投稿
むかしむかし、ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいた。この二人は村でも評判の仲良し夫婦で、野良仕事するときも、食事も、寝るときもいつも一緒だった。そんな2人だったので、...…
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投稿者:yassan 投稿日時 2011/11/3 17:12
梓弓を使った鎮魂帰神法?
投稿者:ゲスト 投稿日時 2014/10/24 14:32
オチがわからなかった。
昔は墨でバツを描く行為が罰当たりで常識外れであるという前提なのだろう。
でも現代人にすりゃ 何の復讐にもなってないと感じるので、
「婆さんが爺に裏切られた!腹立つ!おわり。」というスッキリしない物語と感じ取ってしまう。
投稿者:Guest 投稿日時 2015/1/11 12:03
男というのはどうしようもない生き物だ。それは
今も昔も変わらないというのを強調した話ですね。
なんといっても閻魔大王の仲介だから婆さんに勝目はないでしょう。
あの世にいる以上、いつかは必ず六道のどれかに転生して苦労して魂を磨くという修行をしなければならない。
それは爺さんも三途の川の婆でも同じです。
婆さんが爺さんよりもいい目を見るには、転生して苦労する必要のない極楽に行くことを目指すしかないと思います。阿弥陀如来様のいる西方浄土では一切の苦から解放され、永遠の寿命を得ることができるそうですから。
投稿者:坊屋良子 投稿日時 2016/8/21 3:11
むしろ「三途の川の爺さ後家入り」とすべきかも
(そうするとタイトルでネタバレしてしまいますが)
投稿者:愛善院 投稿日時 2016/8/21 19:07
「三途の川の婆」は、冥土におけるいわば役職名でありまして(実際上、若い姿で描かれることも多い)、タイトルを「三途の川の爺」としてしまうことには無理が生じるかとます。
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/9/23 23:02
この昔話と同じ話が、未来社の「越後の民話・第二集」にも収録されています。
「ばさと巫女」(長岡市蓬平)という話です。
じさとばさはお互いに死んでも、ほかの男をむこにとったり、きりょうのいいかかを持たないと約束します。
それからまもなく、じさが急病で、コロンと死んでしまいます。
ばさはとなりの人の忠告に従って、冥途にいるじさのために、茶道具を川に流したり、綿入れ着物を墓にかけてあげたりします。
ある日、ばさは、遠い村にいる死人を呼び出すマンチ(巫女)のところへ出かけます。
盲目の巫女が、御幣を振ってお経を読んでいるうちに、亡くなったじさの霊が巫女に乗り移ります。
じさはあの世で不自由はしていないと告げ、その理由として「エンマサマが、おらに、二十五、六の、きりょうよしの女をごけにとれ、といわした」と言って、再婚したことを告白します。
ばさはごうやいて(怒って)、「あれくらい約束したてがに、死んでから若い女を、かかにとって、ほんね、ほんね、おら、お前なんて、もう、会いたいもねえし、話すのもいやだ」というて、巫女の話がまだ終わらないのに、さっさと家に帰ってきてしまいました。
その後、ばさは山のお宮の秋祭の日に、地獄マンダラという見世物小屋に入りました。
見世物では、二十五、六の、色の白い、きりょうのいい女が、三途の川をこいでいる場面が演じられていました。
「じさの女は、このやつだ」と叫んで、その女の人形をとってきて、石にぶっつけて、こっぱみじんにしてしまいました。
すると小屋の人から「きちがいばさ、何している」とどやされて、ひどい目にあっててしまった、というオチです。
角川書店の松谷みよ子の話とは、どのような関係があるのか気になるところですね。