塩ふきうす についてのコメント&レビュー投稿
むかし、ある所に兄と弟が一緒に住んでおった。兄は強欲なだけの怠け者で、家や田畑を働き者の弟に手入れさせておった。
ある時、弟は女房をもらったが、兄は弟に田畑を分け与えず...…
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投稿者:マニアック 投稿日時 2011/10/25 20:18
旧作の弟百姓は、独身。リメイクでは、女房持ち、リメイクの方が貧乏でも、ましな方。
投稿者:匿名希望。 投稿日時 2013/9/20 12:45
リメイク版に登場したお爺さんと小人達が超カワイイ!
もしかして、お爺さんは神様の化身かな?
投稿者:匿名希望 投稿日時 2014/2/26 19:35
リメイク版の塩ふきうすに登場する兄弟は、顔があんまり似てないけど。
特に、兄貴は明石家さんまに似てるし。
弟は、阿部サダオに似てるね!(笑)
投稿者:ゲスト 投稿日時 2020/4/10 18:30
旧作の弟は正直者、兄は欲深。リメイク版は弟夫婦は働き者、兄は怠け者で欲深。
それからは海の水はなぜ辛いのは?本当かな?
それにしても、リメイク版の塩ふきうすはお爺さんと小人達はプリチーでとっても可愛い。
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/7/26 22:31
小人たちとまんじゅうと石臼を取り替える話は、未来社の「佐賀の民話・第一集」にも収録されています。
「塩吹き臼」という題名です。
「貧乏な弟さんは、ある人から聞いてまんじゅうを作った。それを腰にさげて旅に出た。貧乏な弟さんは、せめて子供なりとも餅を食べさせてやりたいものだ、と思いながら行っていた。すると、その途中で、小人たちが洞穴の中に、長い木を一本ずつ運んでいるのに出会った。」と書かれています。
伝承地は、佐賀県神埼郡東背振村上三津と書かれています。
岩手県に伝わる話とはどのような関係があるのでしょうか?
投稿者:Perenna 投稿日時 2020/11/18 0:42
この昔話の出典は、未来社の「みちのくの百姓たち」ではないでしょうか?
「海の塩」(岩手県)という題名です。
「昔、ある所に金持の兄と、貧しい弟とがすんでいた。年の暮になっても、正月のしたくができなかった弟は、兄の家に米を一升借りに行ったけれど、兄は貸してくれなかった。がっかりしてとぼとぼ家に帰って来ると、山道で柴を背負うた白髪のお爺さんに出逢った。」
弟が「今晩は年越しだけれど、お歳神さんに上げるものもねェので、あてもなくこうしてあるいています」と言うと、お爺さんは次のように教えてくれました。
「そう、それは困るねェ。この麦饅頭をあげるから、この先の御堂に行ってごらん。御堂の裏に穴があって小人がいるが、その小人たちがとてもほしがるので、その饅頭をやりなさい。そして金でも米でもねェ、石のひき臼ととりかえてもらいなされ。」
また、弟がひき臼から出した品物は次のように書かれています。
「米出ろ、米出ろ」と言いながら右に廻すと、米がぞくぞくと出て来た。その次に鮭が出ろと言うと、塩引が何本も出て来た。こうして弟は、何不足もない年越し、正月を過ごすことができた。そればかりでない。家も土蔵も、厩も馬も出して、にわかに長者のくらしをすることになった」
兄は、弟夫婦が寝入ったのを見はからって、石の小臼と側にあるご馳走やお菓子まで、残らず持ち出して小舟に乗り込みます。
舟の中には甘いものばかりで塩がなかったので、「塩出ろ、塩出ろ」と唱えながら臼を廻しますが、止め方がわからず、とうとう舟は海の底に沈んでしまいました・・・
旧作のほうは、またべつの原作があるのではないでしょうか?
投稿者:ゲスト 投稿日時 2021/10/26 14:46
塩ふきうす(リメイク版)、可愛いお爺さんは仙人だったのか?と思います。