江戸ン父っつあん についてのコメント&レビュー投稿
昔、熊本県の八代湾(やつしろわん)に面した漁村に、母とまだ幼い子供が住んでいました。父親は出稼ぎに行ったきり、二人暮らしが寂しいのか子供は夜になるとぐずるのでした。
も...…
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投稿者:マルコビッチ 投稿日時 2011/10/18 20:49
子供が夕日を見て「おっとっつぁーん」って叫んでいるシーンが泣けました・・・。
投稿者:あいはふり 投稿日時 2019/7/10 16:09
この回は、まさに名作中の名作です。
構成も素晴らしく、まるで映画を観ているような情緒的で深い感動を与えてくれます。
なにか不思議なことが起こるとか、奇をてらうオチがあるわけでもありません。
江戸へ出た父を心待ちにするという、ただそのことだけで、見る者が様々に感じ取れるようになっています。
投稿者:カケス 投稿日時 2020/12/30 11:37
このお話、まさに2020年の年末に見ると特に心にしみるものがあると思います。
年末年始に家族のもとに帰ることを楽しみにしていたお父さん、その他帰省する予定だった方の中にも、今年は帰ることを断念された方も多いのではないでしょうか?
2020年の年末の日本の家族にも重なるような気がします。
また現代と違って、電話やメール、LINEなどもない時代ですから、江戸にいるお父さんに会いたいという気持ちが余計に強くなると思います。坊やは小さいながらも寂しさによく耐えていましたし、お母さんもお父さんが戻ってくることを信じて、坊やをしっかり育てている。お父さんは早く家族のもとに帰りたくて、夜道を急いで帰ってくる。離れて暮らしていても、絆の強い家族だと思いました。
こわい顔のおかねばあさんも、本当は優しいお婆さんでしたね。このお話は悪人が出てこないのも大好きな点の一つです。