この昔話なのですが、高校生の時に再放送で見たときは、はっきりいってゾッとしました・・・
頭に開いた穴が池になっていて、そこにドジョウが泳いでいる絵は、いくらマンガ的なアニメーションでも、ちょっと気持ち悪く感じます。(苦笑)
調べてみたら、昭和17年に出版された「紫波郡昔話集」に収録されていました。(コマ番号64/95)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062604/64?tocOpened=1木こりが男の頭の切り株を割って、その後に大穴をあける描写は、原文では次のように書かれています。
「其伐株を木割で掘取つて頭さ穴をあげでやるど、下男はそれを知らないで帰つたが、雨の降る時など何もかぶらないで外さ出て歩ぐど、其穴さ水は溜つていつの間に鰌(どんぢよ)はぢつぱり(一杯)ふえだ。」
この男の脳はいったいどうなったんだろう?と、なんだか想像しただけでも身震いしてしまいますね。(笑)