Re: 頭にカキの木

頭にカキの木 についてのコメント&レビュー投稿
むかしむかしあるところにお酒の大好きな男がいました。その男の主人はお侍だったので江戸へとよくお使いに行かされました。 その途中に一軒の飲み屋がありました。お酒の大好きな...…全文を見る

Re: 頭にカキの木

投稿者:Perenna 投稿日時 2020/2/16 23:02
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし |
Seineuxさま。

「あたま山」について調べてみたところ、享和三年に出版された「伊呂見草浮世の頭木」を見つけました。(コマ番号3/16)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8929299

5行目には「さくらの木のよふなもの」と書かれています。
おそらく江戸に出稼ぎに来た東北地方やその他の地域の人たちが、家族へのお土産にこのような絵入りの滑稽本を買い求め、しだいに地元の人たちに語り伝えられていったのではないでしょうか?
田舎の昔話・民話が都会(江戸・大坂)の落語に採用されるというよりは、都会の落語や滑稽ばなしが田舎に伝播していったというのが、各地に残る昔話や民話の真相なのではないかと思われます。
投票数:31 平均点:10.00

投稿ツリー

このスレッドの投稿一覧へ

  条件検索へ


現地関連情報
出典本調査 facebook
Twitter

オンライン状況

51 人のユーザが現在オンラインです。 (34 人のユーザが レビュー&コメント投稿 を参照しています。)

新着コメント(コメント24件)