Re: かがしの神さん

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ある年、稲の実りもよく秋は豊作と思われたが、雀たちがついばんでお米を食べてしまうのでした。スズメを追い払っても追い払ってもきりがない。そこで九兵衛(きゅうべえ)が本家に...…全文を見る

Re: かがしの神さん

投稿者:Perenna 投稿日時 2019/2/7 23:52
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かがしの歌を聞き取ってみました。

「ほーいやー
ほーいやー
ほーいやほー
あわどりもかてー
ほにゃーどりもかてー
みーんなーかてー
ほーいやー
ほーいやー」

おそらく「ほーいやー」というのは、田植えのときに稲の苗を投げて相手に渡すときに「ほうい、ほい」と言ったりするので、その掛け声なのではないかと思われます。
または稲の「穂」そのものを指して「穂や、穂や」と言っているのかもしれません。
「あわどりもかてー」は、穀物の「粟」と稲にたかる雀のような「鳥」を合わせて表現したもので、「かてー」はもちろん食べ物を意味する「糧」(かて)のことだと思います。
「ほにゃーどりもかてー」は、「穂にも鳥(すずめ)がついているが、それも糧(食料)になるんだ」という意味でしょうか?
「みーんなーかてー」は、「みんな食べ物になるんだ」だと思います。
米も粟も稗も穀物なので立派な食べ物ですし、害獣の雀でさえ食べようと思えば捕まえて食べることができます。
この歌はおそらく、まんが日本昔ばなしのスタッフが作った、即興の田植歌なのではないかと思われます。


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