「絵姿女房」は、昭和18年に出版された「南蒲原郡昔話集」では、新潟県見附市葛巻(くずまき)での昔話として収録されています。(コマ番号39/112)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1062595/39?viewMode=主人公と結婚した嫁ごの絵姿は、遠く江戸まで飛んでいって、「江戸の公方様」つまり将軍の目にとまります。
将軍のもとに召し出された嫁を救うため、夫は花売りとして江戸城に乗り込みます。
そしてアニメと同じような結末で、公方様と入れ替わって「金の盥(たらい)で手水を使う」ご身分になるというオチになっています。
この公方様とはいったい誰だったのか?
なんとなく、女好きだった十一代将軍の徳川家斉を連想させますね。